<バス停遠藤近くの河津桜>
富士山・大山・梅の展望;厳島湿生公園・遠藤原散策(1);バス停遠藤から歩き出す
(五十三次洛遊会定例会)
2019年3月5日(火) 高曇り
<ルート地図>
▇西湘地区全体図
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※枠内の詳細地図は次回
<東海道本線で二宮駅へ>
▇今年2回目の定例会
春になったためか,この頃,お天気が目まぐるしく変化する.昨日は雨だったが,今日一日だけは晴,そして明日はまた雨になるようである.幸いなことに,今日,晴れの日が五十三次洛遊会の定例会開催日である.今回は今年に入って2回目.参加予定者は9名とのことである.この会としてはなかなか盛況である.振り返れば,五十三次洛遊会が発足して,今年は一体何年になるだろうか.良く続いているなと感心する.
▇朝の時間を持て余す
今回は,神奈川県西部に位置する中井町,平塚市に跨がる丘陵地帯をのんびりとお散歩することになっている.集合場所,時間は東海道本線二宮駅9時50分,本日の案内役は地元のTAさんである.
平素,早朝から山に登っている私にとって,集合時間が9時50分というのはいかにも遅すぎるし中途半端に思える.つい先日の土曜日の塔ノ岳登山では,9時50分にはもう塔ノ岳山頂に到着していた時間である.従って私の皮膚感覚では,一仕事を終えて帰りの時間である.
朝の時間を持て余した私は,絶えきれなくなって,7時過ぎに自宅を出発してしまう.当然,大船駅に到着するのが早すぎる.仕方がないので,つい先日リニューアルオープンした駅前のマクドナルドに入ってコーヒーを賞味しながら,半時ほどを過ごしてから,まだ早過ぎるなと思いながらも,東海道本線下り電車国府津行に乗車する.どこかでちょっとした事故があったらしく電車が少し遅れているようである.
9時丁度に二宮駅に到着する.大船駅に較べると,何となく長閑で開放感がある駅である.
<二宮駅到着>
<二宮駅前散策>
▇ガラスのうさぎ
集合時間までまだ大分余裕があるので,まずは二宮駅の名所,「ガラスのうさぎ」を見物する.大東亜戦争下のシンドイ時代を実体験している私は,戦争にまつわる事物からは本能的に遠ざかってできるだけ見ないようにしているが,二宮に来るとどうもこの像が気になってしまう.
ガラスのうさぎと通路を挟んで反対側にある青果店では2人の店員が開店準備で大わらわのようである.
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<ガラスのうさぎ>
▇菜の花が見事な駅前ロータリー
駅前を少しお散歩しようと思う.
まずは,菜の花が満開の駅前ロータリーが美しい.直ぐ近くにコンビニがある.入口近くにコンビニにしては随分沢山の休憩場所がある.ここで100円コーヒーでも賞味しながら時間つぶしをしようかなと思ったが,駅のコンコースにある売店にも100円コーヒーがあったのを思い出す.
”…ま,ここは立ち寄らないことにしよう…”
<菜の花が綺麗な駅前ロータリー>
▇旧東海道をちょっと歩き
何となく閑散としている駅前の道を少し南に向かって歩いてみる.すぐにちょっと広い道路に突き当たる.この突き当たりの道路は旧東海道である.
五十三次洛遊会のメンバーと一緒に歩いたことがある懐かしい道である.もっとも私はこの辺りを歩いた記憶は殆ど忘却の彼方である.
道路沿いにちょっとだけ歩いて見るが,同じような街並みが,ずっと続いているようである.
<旧東海道をちょっと懐かしむ>
▇ともかく100円コーヒーだ
駅のコンコースに戻る.まだ誰も来ていないことを確かめてから,コンコースに老置いてある地図類やパンフレットを少し頂戴してから隣接の売店に入る.
100円コーヒーを所望,コンコース沿いの窓際の席に座って,ユックリと賞味する.
コーヒーの苦みを頭の芯で感じながら,今度,3月16日に某研究会で発表するレジュメのことをいろいろと思案する.
<コンコース沿いの売店で100円コーヒーを賞味する>
<二宮駅からバス停遠藤へ>
▇神奈中バス
本日の参加者は9人(男4人,女5人)である.平均年齢は? 幾つぐらいだろう? 多分,60歳代後半かな? 良く分からないが皆さん元気である.
集合時間前に全員が揃ったので,予定していたバスより1本早いバスに乗って,10時04分に二宮駅前を発車する.バスは空いている.私達以外の乗客はほんの2~3姪しか居ない.私達は後ろの方の座席に座る.
<神奈中バスに乗車>
▇バス停遠藤に到着
バスが何処をどう通ったかは良く分からないが,10時20分,バス停遠藤に到着する.ここで下車.
バスの運転手が気を遣って,
「ここで降りても,(観光するところは)何もないですよ…」
と私達に助言してくれる.案内役が,
「いえ…ここからハイキングするんです…」
と運転手に言う.
<バス停遠藤で下車>
<バス停遠藤から歩き出す>
▇いきなりの急坂
バス停のある空き地で,足回りを中心に適当にストレッチをしてから,10時26分,バス停遠藤から歩き始める.
バス停近くにある食堂「あさひ」のある三つ角を右折すると直ぐに坂道になる.
「…しばらく登り坂が続きますよ…」
と案内役が注意する.
それにしても出だしの歩行速度が自棄に速い.毎週塔ノ岳に登っている私が付いていけない早さである.
「…ちょっと歩く速度が速すぎませんが…」
と悲鳴を上げる.こんな速度で登ったら塔ノ岳は2時間で登れますよと愚痴を言う.
「毎週,塔ノ岳に登っているので,早いなってことないでしょう…」
とどなたかが言う.
でもこんな心配は希有である.案の定,ほんの100メートルも歩かない内に,今度はやけに遅くなる.
<バス停遠藤から歩き出す>
▇河津桜が見頃
坂道の途中,左側の土手に植えてある河津桜が丁度見頃を迎えている(冒頭の写真).
河津桜を見上げながら,ごくごくユックリと坂道を登り続ける.
<沿道の河津桜が見事だ>
(つづく)
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(執筆中)
「関東・伊豆箱根・上信越」の前回の記事
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富士山・大山・梅の展望;厳島湿生公園・遠藤原散策(1);二宮駅からバス停遠藤へ
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