<子神社跡付近からの眺望>
鎌倉プチ散策;山崎の馬頭観音と子神社跡を尋ねる
(独り散策)
2019年2月5日(火) 曇
<ルート地図>
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▇何だか色々なものに追われている
何だろう?
ここ数日,色々なものに追われっぱなしで,ヒーヒーしている…って,言っても,確定申告以外の物事は自分でまいた種なので始末が悪い.でも,この種はシンドイが楽しみでもあるから困ったものである.何か一つのものに没頭してしまうと,頭を他のことに切り換えるのに結構時間がかかるしシンドイ.これこそ加齢の証拠だろうと,いささかの歯がゆさを感じている.
さて,そうは言っても,毎日,ほんの申し訳程度でも,とにかく歩かなければ実が廃る.
まあ,そんなわけで,午後から,ほんの半時だけ,鎌倉中央公園とその周辺を廻ることにした.
とはいえ,毎日同じところばかり廻っていても仕方がない.そんなこともあって,今日は近場で平素訪れていない子神社跡と山崎の馬頭観世音を見に行こうと思う.
▇長いジグザグの階段
何時ものように今日の歩き出しは鎌倉中央公園淸水塚口である.ただ,鎌倉中央公園関連の記事は,このところ毎日のように書いているので,今日はやめにしよう.ともかく,園内の池だの盆栽だのを眺めながら山崎口から公園の外へ出る.
道なりにほんの少し歩くと,左手石垣沿いにゴミの集積場所がある.ここから曲がりくねった急階段が上の住宅地まで続いている.今日は何の躊躇もなく,この階段道を登り始める.階段が何段あるか数えたことはないが,谷底から稜線まで続く階段は結構シンドイ.
後もう少しで住宅地の道路に突き当たる手前に右手に降りる別の階段がある.右折してこの階段を降りると直ぐに水平道になり,ほんの20~39メートルで山裾に突き当たって終わりになる.
突き当たり付近から谷を見下ろすと,今昇ってきたジグザクの階段が良く見える.
<ジグザグの登り階段を振り返る>
▇子神社跡
浅学の私には詳しいことは分からないが,『かまくら子ども風土記』(p.257)によると,この辺りに子神社(ねじんじゃ)があったようである.なおこの本によると,「ねのかみ」という馬頭観音が祀られていたという.
子神社前からの眺望もちょっとしたものである(冒頭の写真).
<この辺りが子神社の跡らしい>
▇馬頭観世音
この空き地の山側に石塔が1基祀られている.この石塔に馬頭観世音と刻字されているのがはっきりと読み取れる.この石塔が,多分,子神社に祀られていた馬頭観音だろうと,勝手に納得している.また,同書によれば,かつてはこの辺りに胴縁の骨を埋めていたとのことである.
馬頭観音の左手に踏む跡がある.この道を見上げると沢山の竹が左右からもたれ合うように倒れていて,とても歩けない.それに10メートルほど先に住宅が見えている.もちろん,いくら物好きの私でも入る気はしない.
<石塔馬頭観音>
▇階段上からの見晴
子神社跡からもとの別れ道まで引き返して,階段を登り切って住宅地の道路に出る.
階段を登り切るちょっと手前から谷を見下ろした写真を撮る.前方に見えているのは,おろち桜のある台峯緑地の一角である.眼下右手に鎌倉中央公園がある.
<階段上からの眺望>
▇淸水塚きつね公園
引き続き,つい先日も訪れたばかりの淸水塚きつね公園を通過する.
”そろそろ(自宅へ)戻らなければ…”
ということで,寺分口前を通過して,住宅地を通り抜けて出発点の淸水塚口へ戻る.
今回は,短い距離を一回りしただけなので,ラップタイムなどは記録していない.随分と運動不足だが,仕方がないな…
<淸水塚きつね公園>
▇ちょっと頑張る
帰宅後,いろいろと猛ダッシュ!
夕方,確定申告用のでーたの仕分けや修景を終える.そのご,深夜までちょっと頑張って,依頼されていた文章の推敲を何回も重ねて,23時過ぎにようやく完成する.こちらはホッと一息.
就寝際に本日宅急便で届いた封書を開ける.K美術協会からの便りである.中には色々な書類や連絡事項が入っている.その中に5月に開催予定の公募展の出展申込書が入っている.
”ああそうだ! こちらももう少し作業を進めなければ…”
”いやはやマイッタナ”とは思うものの,いろいろやらなければならないのは,自分がそこそこ健康な証拠だと自分を慰めている.
こうして暇なような忙しいような妙ちきりんな一日が終わった.
(おわり)
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