<神明神社からの眺望>
鎌倉の低山歩き;のんびりと水道山山麓を周遊
(独りウォーキング)
2019年1月30日(水) 薄曇・寒い一日
<ルート地図>
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<まずは鎌倉中央公園>
▇午前中は真面目に…
明け方から昼食までは,食事の時間以外は真面目なWEB生になって学習をする.昨夜来,連続である.今日のテーマは近松門左衛門と浄瑠璃.それに浄瑠璃の発展過程など.いままで全く知らなかった領域の話題は,とりわけ新鮮で面白い.
昨日以来,興味に惹かれて,随分と長時間,PCの前に釘付けになってしまった.
”これではイカンぞ…!”
ということで,午後からお散歩に出掛けることにした.本当は,今日,水曜日なので早朝から塔ノ岳に出掛けてしまえば一番良いのだが,それほどの時間的余裕もない.
▇取りあえずは上の池
…ということで,13時50分,私は何時ものように鎌倉中央公園淸水塚口を起点に足任せのブラブラ歩きを始める.
”さて,何処へ行こうか…”
取りあえずは上池の畔で立ち止まって思案する.
今日の鎌倉中央公園は,何となく寒々とした雰囲気である.公園を散策している人も殆ど居ない.
”まあ,いいや…とにかく山崎口から公園を抜けだそう”
<鎌倉中央公園上池>
▇山崎口のリスとセキレイ
寒々とした鎌倉中央公園を通り抜けて,14時丁度に山崎口に到着する.
山崎口の道路でリス2匹,セキレイ1羽がセカセカと動き回っている.私が近づいても,私を遠巻きにして動き回っている.早速デジカメを取り出して写真を何枚か撮るが,相手の動きが余りに速いので,どうも上手く撮れない.やっとリス1匹だけ捕らえたのが下の写真である.
写真を撮りながら,
”こいつら,一体,何を考えているんだろう…”
と想像する.
<山崎口のリスとセキレイ>
<石塔群から山崎小学校へ>
▇水道山遠望
今日のお散歩も行き先は全く足任せである.山崎口から公園の外に出た以上,三叉路までの一本道はとにかく真っ直ぐに歩く.そして三叉路に到着してどちらに行こうかと本当に迷う.左折すれば天神山に登ることになるだろう.それも良いが右折して大船へ行こうかな.大船でコーヒーを賞味するのも良いな…
私は迷いに迷うが,こんなときは足に聞け…
…で,私の足は何時の間にか右折している.
14時09分,薬師堂跡に到着する.
目の前には午後の柔らかい日差しを浴びた水道山が見えている.途端にアイデアが閃く,
”そうだ! 今日は水道山山麓を一周しよう!”
これは私の足でなく,私自身の決心である.そこで,薬師堂前の三叉路を右折して,山崎小学校方面に向かう,緩やかな坂道を登り始める.
<薬師堂跡から水道山を望む>
▇路傍の石塔群
14時11分,石塔群の前に到着する.
ここには,4基の立派な石塔と小さな石祠が祀られている.フェンスの向こうは元濃くて地の官舎があったところ.その頃は,ここに小さな山があって,その山の上にこれらの石塔が祀られていた.
今建っている大きなマンションが作られたときに,この辺りの道路も拡幅整備され,今のような姿になっている.
古い時代を知っている私にに,ここの小さな小山がなくなってしまったのがちょっと残念.
向かって一番左にあるのが大正期に作られた庚申塔,その右手3基は江戸後期のもののようである.私は石塔一本一本の写真を撮ったが,これらをブログに投稿すると冗長になるので止めておこう(別途投稿予定).
<石塔群>
▇山崎ひめしゃら公園
14時14分,山崎ひめしゃら公園の前を通過する.掃除が行き届いている.
鎌倉市のHPを見ると,この種の小さな公園が市内に100カ所以上あるらしい.いつか市内にある全部の公園の写真を撮ってみたいなと思っている.
<山崎ひめしゃら公園>
▇山崎小学校
折角だから魯山人窯跡へ行ってみようかとも思ったが,つい先日,窯跡の茅葺きの門を写真に撮ったばかりなので,今日の所は省略して,山崎小学校グラウンド沿いを道なりに歩いて,14時19分,山崎小学校正門前を通過する.
<山崎小学校>
<水道山に登る>
▇台ぐみ公園
14:11分,山崎切通に建つ大きなマンションの一角にある台ぐみ公園入口を通過する.
この石段を登ると右手に小さな公園がある.つい先日,この公園を訪れたばかりなので,今日はこの階段を登るのは省略する.
<台ぐみ公園>
▇水道山の長い石段
大きなマンションを通過したところに立派な石段がある.何段あるのか数えたことはないが,丹沢塔ノ岳の花立階段を彷彿させるほどの階段である(大げさだが…).
水道山の山頂は立ち入りできないことは分かっているが,折角騒動山山麓を周遊しているんだから,今回は,ともかくこの階段を登って,ちょっとでも山頂近くまで行ってみようという気になる.
<長い階段を登る>
▇水道山山頂直下
14時23分,階段の一番上に到着する.ここから先はフェンスと門に阻まれて行くことができない.
フェンスの中に水道山の山頂があるんだろうと勝手に想像する.フェンスの先も綺麗に整備されている.今でも水道関連の設備があるんだろうか.残念ながら調べたことはない.
いずれにしても水道山山頂に一番近いところまで登ったということにしておこう.
<水道山山頂付近;フェンスがあって先へは行けない>
▇水道山山頂付近からの眺望
今登ってきた階段で後ろを振り返ると,台峯緑地の一端が聳えているのが良く見えている.
登った石段は降りなければならない.結構急な下り階段である.転倒しないように慎重に下る.
<水道山山頂直下からの眺望>
<神明神社参詣>
▇神明神社の龍
14時25分,もとの道に戻る.直ぐ近くの三叉路で右折して台峯緑地へ行こうかという気にもなるが,今日は水道山山麓一周をするんだ決めたことを思い出して,山崎切通から台の住宅地に向けて坂道を降りる.
14時27分,さくら青少年広場入口を通過する.広場では数名の少年がキャッチボールをしている.
14時28分,神明神社参道入口に到着する.参道の長い上り階段を見上げるとウンザリするが,たまにはお参りしなければ罰が当たるような気がしてくる.そこで,今回だけは特別に石段を登ってお参りしようかと思い立つ.
石段をユックリと登る.立派な龍の彫刻から清めの水が流れてている.なかなか立派な龍である.
”どこぞの国のマーライオンにちょっと似ているな…”
と余計な連想をする.
<清め水の龍>
▇立派な拝殿
拝殿の前に立つ.
今更ながら,立派な拝殿に気がつく.久々のお参りである.
拝殿前から振り返ると,六国見山が良く見えている(冒頭の写真).
<神明神社>
<台から薬師堂跡へ>
▇台の住宅地
14時32分,参拝を終え,水道山山麓沿いに住宅地に入る.この辺の町名は「台」である.
狭い舗装道の両側に住宅がビッシリと連なっている.この辺りには.これと言って特に観光するような所もないので,ただ凡々と歩き続ける.
<台の住宅地>
▇大船自動車学校跡地
14時37分,大船自動車学校跡地に到着する.
今から50年ほど前に,私はここで普通車と自動二輪の免許を取った.そのころのことを懐かしみながら跡地に沿って歩く.
<大船自動車学校跡地>
▇山崎打越公園
台から山崎に入る.
14時51分,山崎打越公園に到着する.園内でちょっと寄り道.
<山崎打越公園>
▇薬師堂跡に戻る
14時54分,再び薬師堂跡に戻る.これで水道山山麓を完全に一周したことになる.
”万歳!”…と言うほどでもないが…
<薬師堂跡>
<再び鎌倉中央公園>
▇鎌倉中央公園山崎口
薬師堂跡からは往路を辿って,15時05分,鎌倉中央公園山崎口に到着する.
日が大分西に傾いて,木の陰が長く伸びている.もうこの時間になると園内は人影まばらである.
”さきほどチョロチョロしていたリスは今頃どこに居るんだろうか…”
と余計なことが気になる.
<山崎口から鎌倉中央公園へ>
▇無事帰宅
園内の散歩を楽しみながら,15時14分,出発点の淸水塚口に戻る.
これで本日のちょっぴりウォーキングは終わりである.
”まあ,全く歩かないよりはマシかな…”
夕食前および夕食後21時頃まで,またWEB学習に励む.
こうして今日一日も平凡な内に終わった.
<ラップタイム>
13:50 鎌倉中央公園淸水塚口歩き出し
14:00 〃 山崎口
14:09 薬師堂跡
14:11 路傍の石塔群(14:13まで)
14:14 山崎ひめしゃら公園
14:19 山崎小学校
14:19 台ぐみ公園
14:21 長い階段登り口
14:23 階段上(水道山山頂直下)
14:27 さくら青少年広場
14:28 神明神社(14:32まで)
14:37 大船自動車学校跡地
14:51 山崎打越公園
14:54 薬師堂跡
15:05 鎌倉中央公園山崎口
15:14 〃 淸水塚口
[ウオーキング記録]
▇水平距離 4.05km
▇沿面距離 4.06km
▇累積標高(+) 102m
▇累積標高(-) 102m
▇所要時間(休憩時間込み)
淸水塚口発 13:50
〃 着 15:14
(所要時間) 1時間20分(1.33h)
水平歩行速度 4.05km÷1.33h=3.05km/h
(おわり)
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鎌倉の低山歩き;のんびりと水道山山麓を周遊
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