<永福寺跡展望>
師走の鎌倉;鶴岡八幡宮(二十五坊・新宮)・法華堂跡・永福寺跡周遊
(五十三次洛遊会)
2018年12月18日(金) 晴・寒い一日
<ルート地図>
←クリック拡大
<鎌倉駅から二十五坊跡・新宮へ>
▇二十五坊跡
参加者10名(男4名,女6名).
定刻10時00分,鎌倉駅前から歩き出す.小町通りを直進し,真っ直ぐ二十五坊跡へ向かう.
10時29分,二十五坊跡に到着する.
数分見物した後,往路を鶴岡八幡宮方面へ戻る.
<二十五坊跡>
▇新宮
鶴岡八幡宮駐車場脇から左折して枝道に入る.突き当たりを道なりに左折して,10時46分,神宮に到着.参拝する.
参拝後再び往路を辿って,鶴岡八幡宮駐車場脇から境内に入る.途端に沢山の観光客とすれ違うようになる.
<新宮>
<鶴岡八幡宮>
紅葉の境内へ
10時58分,石段を登って鶴岡八幡宮拝殿へ向かう.沢山の修学旅行生とすれ違う.
石段の両側の紅葉が綺麗である.
<階段を登って拝殿へ>
▇拝殿
石段を登って拝殿へ.扁額「八幡宮」の「八」が鳩の形をしている.
<拝殿>
▇拝殿前からの眺望
拝殿前から若宮大路方面を望む.なかなかの眺望である.
参拝者が次から次へと登ってくる.私達は高齢者.手摺りのないこの階段を降りるのはちょっと怖いので脇の緩やかな階段を降りる.
<若宮大路方面の眺望>
▇まあまあの紅葉
例年ならば,白旗神社周辺の紅葉が見事だが,今年は残念.でもいくらかは紅葉が綺麗である.
白旗神社前から国宝館の前を通って,横浜国大付属小中学校脇の門から外へ出る.
<白旗神社付近の紅葉>
<法華堂から永福寺へ>
▇法華堂跡の紅葉
源頼朝墓手前から山裾沿いの道に入る.
11時34分,法華堂跡に到着する.ここは知る人ぞ知る紅葉の綺麗なところである.でも,今年はとても残念.
この辺りには三浦ヤグラ,大江広元らの墓があるが,急階段を上り下りするのは止めておこう.ちょっと残念な紅葉だけを楽しんで,法華堂跡を後にする.
<紅葉の名所法華堂跡>
▇大塔宮(鎌倉宮)
11時49分,大塔宮(鎌倉宮)に到着する.大きな観光団体が参拝に来ているようである.
ここで11時52分までトイレ休憩を取る.
<大塔宮(鎌倉宮)>
<永福寺跡>
▇路傍の八百屋
11時53分,路傍の八百屋に到着する.平日に営業しているとはラッキー.私は昼食用にほどほどの大きさの焼き芋を購入する.
<路傍の八百屋>
▇テニスコート脇の路地
八百屋のすぐ先から左折してテニスコート脇の路地に入る.ここも何時もなら紅葉がとても綺麗な場所だが,今年は残念.
<テニスコート脇の路地>
▇永福寺跡の裏山
12時00分,予定通りの時間に永福寺跡に到着する.ここで昼食の予定である.
どうせなら日当たりが良くて眺望の良いところで食事をしようということで,進行方向左手の階段道を登る.
12時02分,眺望の良い裏山中腹の展望台に到着する.ここにはベンチも行く地下あるので,ここで昼食を摂ることにする.
<永福寺の裏山>
▇先ほど購入した焼き芋
これが先ほど路傍の八百屋で購入した焼き芋である.150円也.甘くてなかなかの美味である.この他に定番のオニギリが私の昼食である.
食後複数の方々からお菓子類の差し入れがある.毎度のことながら有難い.
<八百屋で購入した焼き芋>
▇裏山の遊歩道
12時40分昼食を終える.
折角だからと言うことで,腹ごなしに永平寺裏山を散策路に沿って一回りすることにする.
登り階段をほんの少し登ると尾根道に出る.この尾根道沿いに次の分岐まで歩く.分岐をそのまま進むと天園ハイキングコースに合流するが,今回は右折して散策路を下る.
<永福寺裏山の散策路>
▇池の畔に下山
ところが予想に反して,この下り坂が難所だった.つい先日の雨のために路面がぬるぬると滑りやすく,階段も摩耗していて,大変な思いで下山し続ける.
13時02分,やっとの思いで,平地に下山する.池の畔に沿って歩き,ベンチのある所で一休みする.
<永福寺跡>
<理智光寺跡・紅葉やぐらを経て東勝寺橋へ>
▇理智光寺谷入口の紅葉
13時14分,理智光寺谷入口に到着する.
理智光寺橋を渡る.この辺りは例年とても紅葉が綺麗なところである.でもやっぱり今年は残念である.
<紅葉の理智光寺谷入口>
▇理智光寺跡
理智光寺跡で暫く立ち休憩を取る.その間に希望者だけが護良親王墓を詣でる.すぐ脇で数名の集団が講師らしい男性から理智光寺の由来などの説明を受けている.
理智光寺という地名が今でも残っているところが凄いなと思う.
<理智光寺跡>
<関取場跡を経由して東勝寺橋へ>
▇関取場跡
護良親王墓の前の道を真っ直ぐ南へ向かう.この道は小学校脇で三叉路に突き当たる.そこを右折,橋を渡ってすぐの所を左折して狭い路地に入る.
13時41分,関取場跡のところで鎌倉街道に突き当たる.右折して鶴岡八幡宮方面へ向かう.
13時50分,宝戒寺前を通過する.
<関取場跡>
▇「美鈴」のある路地
宝戒寺のすぐ先で左折して路地に入る.路地の途中に和菓子の老舗「美鈴」がある.
美鈴の前を通過して,三叉路を左折する.
<「美鈴」のある路地に入る>
▇紅葉やぐら
13時56分,紅葉やぐらに到着する.10年ほど前までは大きな穴に金網をかぶせただけになっていたが,今はこの写真のように保護されている.そのために今は内部の様子を見ることはできない.
…という訳で,
”ここが紅葉ヤグラですよ…”
ということだけで,往路を引き返す.
<紅葉やぐら>
▇東勝寺橋
時計を見ながら,まだ時間がたっぷりあることを確かめてから,東勝寺橋へ寄り道することにする.
14時02分,東勝寺橋に到着する.
川まで降りてみたいという人に託して,東勝寺橋の写真を撮って貰う.
<東勝寺橋>
▇靑砥藤綱旧跡
ここは靑砥藤綱の旧跡でもある.例の銭拾文を川の中に落としたので,五拾文掛けてその拾文を探したという伝説が残っている場所である.
<靑砥藤綱旧跡>
<妙隆寺から若宮大路へ>
▇妙隆寺
裏路地を抜けて,14時14分,妙隆寺に到着する.寿老人前から境内を抜けて,路地を南へ向かう.
<妙隆寺>
▇宇津宮稲荷
まだ少し時間があるので,琴弾橋の方を廻ろうかと思ったが,疲れたのでもう良いという人が居るので,裏路地を辿って,14時18分,宇津宮稲荷に到着する.
<宇津宮稲荷>
▇若宮大路へ
14時21分,若宮大路へ.
一通りが少なくて,何となく何時もより空いている感じがする.
<若宮大路>
<今年度最後の懇親会>
▇「モア」で懇親会
14時30分,予定通り「モア」に到着する.
ここで,今年度最後の懇親会を開催する.私は例によってまずはホットコーヒーである.懇親会だけに参加された方が1人居られ,総勢11人.
今年は五十三次洛遊会発足後10年の節目の年である.
10年一昔と言うが,10年は短いようで長い.この10年の間に,何時しか顔を見せなくなった方々も多いし,10年という年月の加齢で,以前はバリバリと歩けたのに,今は歩くのはちょっと…という人も何人か居られる.
”…10年とは! 良く持ちましたねえ…”
とどなたかが感想を言う.
<モアのコーヒー>
▇来年度の活動計画
幹事のABさんから,来年度の活動計画案の提示がある.
その中には,不肖私目の出番も何回かある.私は,これまで随分沢山の親友を見送った晩期高齢者である.この老いぼれの私が何時までも案内役をしているのは実に不自然である.もう少し若手の方に案内役を引き継いでもらえないと,とてもではないが明日の会は成立しなくなる.こんな危惧の念を抱いている.
ともあれ,今年度の五十三次洛遊会の活動はこれで終わりである.
来年度は1月に私の案内で鎌倉七福神巡りが企画されている.果たして元気なまま新年を迎えることができるだろうか.いささか疑問である.
▇無事帰宅
バスの時間の都合で,私は一足先に「モア」から退散する.
私は鎌倉市役所前16時10分発の路線バスに乗車するつもりである.まだ,ちょっと時間が早すぎるなとは思ったが,長時間同じ場所でジッとしているのが耐えられない.
バスの時間より10分ほど早くバス停に到着する.
ところがビックリしたことに,すぐにバスが到着する.どうやら途中の道路混雑のために1本前のバスが今到着したようである.
”これはラッキー”
で,バスに飛び乗る.
…というわけで,帰りはとんとん拍子であった.
明日は塔ノ岳に登る予定である.早々にやるべきことはサッサとやってしまい,早く就寝したいなと思う.
<ラップタイム>
10:00 鎌倉駅歩きだし
10:28 二十五坊跡
10:46 新宮
10:58 鶴岡八幡宮(11:19まで参拝・見学)
11:34 法華堂跡(11:40まで見物)
11:49 鎌倉宮(11:52までトイレ休憩)
12:00 永福寺跡(12:40まで昼食)
12:40 永平寺裏山散策(13:13まで)
13:14 理智光寺跡(13:25まで立ち休憩)
13:41 関取場跡
13:50 宝戒寺
13:52 「美鈴」前
13:56 紅葉やぐら
14:02 東勝寺橋(靑砥藤綱)
14:14 妙隆寺
14:18 宇津宮稲荷
14:30 鎌倉駅(モア)着
[お散歩記録]
▇水平歩行距離 6.8km
▇沿面歩行距離 6.8km
▇所要時間 (休憩時間込み)
鎌倉駅発 10:00
〃 着 14:30
(所要時間) 4時間30分(4.50h)
水平歩行速度 6.8km/4.50h=1.50km/h
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/30b5418ee3dbddd6e557fdbf774decba
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)
お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.
↧
師走の鎌倉;鶴岡八幡宮(二十五坊・新宮)・法華堂跡・永福寺跡周遊
↧