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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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秋の笛吹川;西沢渓谷の紅葉を楽しむ(1);塩山駅界隈散策

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             秋の笛吹川;西沢渓谷の紅葉を楽しむ(1);塩山駅界隈散策
                   (塔ノ岳グループ「大人の遠足」)
                  2018年10月24日(水) 快晴
<ルート地図>

▇JR塩山駅→西沢渓谷入口

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▇塩山駅周辺図

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<中央本線塩山駅へ>

▇月影を踏んで…
 いよいよ丹沢塔ノ岳グループの「大人の遠足」開催日である.
 行き先は笛吹川の西沢渓谷.紅葉の名所である.
 中央本線塩山駅に8時50分集合である.毎度のことながら,このグループの集合時間は早い.
 私は遅刻するのがイヤなので,十二分に時間的余裕を持って,4時00分に自宅を出発して,徒歩で2キロメートル余りの距離を歩いて大船駅に向かう.
 外はまだ真っ暗.煌々と輝く丸い月が西に傾いている.夜明けまでまだ少し時間がある.私は尾根筋の高台にある自宅から,山を下って大船駅に向かう.
 4時40分,大船駅に到着する.
 何時ものように駅前のコンビニで昼食用のオニギリ2個と飲み物を購入してから,近くの牛丼店で350円也の朝食を飲み込むように急いで食べてから,大船駅5時04分発横須賀線上り電車に乗車する.

<煌々と輝く月が西に傾いている>

▇懐かしい車両
 横浜駅で下車.面倒くさいが横浜駅で京浜東北線の電車にで一駅乗車,東神奈川駅で横浜線電車に乗り換える.早朝なのでラッシュアワーまで少し合間がある.そのため電車はまだ空いているので,楽に腰掛けられる.座席に座ればすぐに睡魔が襲ってくる.今日は終点の八王子まで乗車するので安心して居眠りを楽しむことができる.シメ,シメ.
 たっぷりと居眠りをしたなと思ったら,もう八王子終点間近である.
 6時30分,八王子に到着する.八王子からは高尾までは東京方面から来る中央線電車で移動し,高いから先,塩山までは,また別の電車に乗車するつもりでいたが,下りホームにちょっと見馴れない電車が停まっている.ホームの案内を見ると普通電車の松本行である.
 ”これは随分とタイミングが良いな…とにかく乗車しちゃおう…”
 斯うして高尾での面倒な乗換はなく,そのまま塩山へ.
 私は電車オタクではない.でも鉄道には多少の興味がある.今回乗り合わせた電車の車両は,乗り込んだ途端に,何時も乗っている当軌道本線の電車とは違った雰囲気を感じる.
 まず第一に,三つドアーの車両である.つり革の握り手が円い輪である.懐かしい.入口付近の釣り手は増設したらしく,三角形の釣り手になっている.それにモーターがやけにうるさい音を立てている.
 一番戸惑ったのは,乗降口の上に液晶の案内板がないことである.車内には路線図が一枚貼ってあるだけ.それに車掌が「次は〇〇駅…」とアナウンスしているが,馴れない駅名は,早口で言われても良く聞き取れない.これには正直大変戸惑ったし,乗り過ごすのではないかと大変困った.
 ”今,一体どこを走っているんかな…”
 私は何回となく,見にくい路線図を確かめた.これではおちおちと窓外の風景を楽しむことができない.

<レトロな雰囲気の中央線電車の車内> 

▇塩山駅に到着
 7時49分,無事塩山駅に到着する.まずは乗り越さずに”良かった,良かった”である.
 集合時間までたっぷり1時間ある.シメシメ.ならば,折角だから塩山駅周辺を散策しようと思う.
 まずは橋上駅舎のコンコースから外を眺める.
 何処の山か良くわからないが,丘陵がうねうねと続いているのが見える.山裾には霧が湧いている.
 どうやら,今朝方まで雨が降っていたようである.

<塩山駅コンコースから八王子方面を望む>

<塩山駅周辺を散策>

▇まずは南口
 まずは南口に降りてみる.
 何となくガラ~ンとした雰囲気である.バス乗り場がある.折角だから,これから乗車する西沢渓谷入口行のバス乗場と時刻を確かめる.
 ”さて,熱いコーヒーが飲みたい,喫茶店でもないかな…”

<塩山駅南口>

▇駅周辺をブラリブラリ
 コーヒーショップでもないかなと思いながら南口界隈をブラリブラリ.
 駅周辺はこざっぱりした雰囲気だが,商店街はあるようなないような…
 ちょっと広い通りにでる.この道を左折して少し歩いて見るが特段に喫茶店などもなさそうなのですぐに引き返す,ただ朝霧と濡れた路面が独特の詩情を醸し出している.
 ”この雰囲気を絵に描いてみたいな…”
 駅前を通り過ぎる.少し先まで歩いて見るが,だんだんと寂しい雰囲気になる.これでは仕方が内と言うことで,ちょっと商店街っぽい雰囲気の裏道を通って駅前に戻る.そして,今度は北口の方へ行ってみる.

<駅前の広い通り>

▇武田信玄公座像
 コンコースを渡って北口へ,
 降りたところにはタクシーが数台,ノンビリとした感じで客待ちをしている.
 すぐに目に付くのが,武田信玄公の大きな座像である.座像の近くに細かな説明文があるが,設置して大分年月が経っているらしく文字が薄れていて,ほとんど読めない状態になっている.
 ”まあ,読まなくてもイイカ…”
ということで,読むのを諦める.
 ”それにしても,武田信玄って,随分,太っていたんだなぁ~”
 余談だが…
 私の祖先は,どうやら武田信玄に駆り出されて,諏訪辺りから信州を北上,その後長野県佐久に流れ着いたようである.そんなこと思い出しながら,武田信玄の座像を見上げる.

<武田信玄座像>

<旧高野家住宅>

▇立派な建造物
 駅前の道路を横断すると,目の前に旧高野家住宅が見える.ずいぶんと立派な建物である.
 ひょっとしたら見学できるかなと思って,敷地の入口まで行ってみる.残念ながら今日は休館日である.

<旧高野家住宅全景>

▇旧高野家の間取
 入口付近に掲示されている間取図を見る.

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▇旧高野家の由来など


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<全員集合>

▇塩山駅集合
 集合時間20分前に塩山駅改札口前に戻る.
 一行より1本早い電車で来られたAIさんが,改札口前のベンチで一人ぽつんと座っている.
 AIさんと雑談をしている内に,参加者ほぼ全員が乗車している電車が到着する.途端に駅のコンコースが賑やかになる.
 毎日登山のTGさんが本日の親分さんである.
 まずは全員集合.本日の参加者は16人(男6人,女10人).
 「…今回は男性群が少なめですが,大いに楽しみましょう…」
と言う趣旨の挨拶がある.
 塩山駅前9時05分発の路線バスに乗車する.今日は平日なのにバスは結構混雑してる.私は運良く座れたが,立ちん坊の方々も随分通られる.

<混雑する車内>

▇バス停西沢渓谷入口
 バスは随分と乗りでがある.どこをどう走っているのか良くわからないが,結構なノボr勾配の道を小一時間走って,10時02分にバス停西沢渓谷入口に到着する.
 改めてTGさんから挨拶.
 10時05分,一同揃って,バス停西沢渓谷入口から歩き始める.

<バス停西沢渓谷入口から歩き出す>
                                                                              (つづく)
つづきの記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/51b6e3f7c2bde8927347b04206540997

「関東・伊豆箱根・上信越」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3cdb2b7593daf01da7899f47c8b5bad7

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 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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