<富士山資料館>
富士山すそ野一周ウォーキング(全17回);6回目(2);富士山資料館と十里木高原別荘地
(クラブツーリズム)
2018年9月13日(木) 曇
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<ルート地図>
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<富士山資料館>
▇多彩な内部資料
富士山資料館前でのストレッチが終った後,富士山資料館を見学する.
内部はやや雑然とした印象を受けるが,これは私個人の感性の問題である.ご多分に漏れず,この痴呆で使われていた農機具が沢山展示されている.戦前のことも鮮明に覚えている私には,どれもこれもちょっと懐かしいが,ごくありふれた道具のように見える.まあ,そんな印象を持つのは自分がシーラカンスのように過去の人間だからであろう.
かたわらに石器時代の土器か幾つか展示されている.なかなか素晴らしい土器である.土器の側に説明文がある.後でじっくり読もうと思って写真を撮るが,残念ながらえらく手ブレしていて,ほとんど解読不明である.
今回のように私は自分のデジカメにしばしば裏切られるので,床にデジカメを叩き付けたくなる.でも写らないのは自分の腕前が未熟なことが原因だと十二分に分かってはいるが,口惜しい気分はなかなか収まらない.
<様々な展示>
▇富士山展望台
見学時間がだんだんと押してきたが,大急ぎで一階上の展示室を覗いてみる.
そこには窓に面して,高倍率の望遠鏡が設置されている.どうやらここは富士山を展望する部屋のようである.ただ,残念ながら今日の富士山は雲の中である.
お天気だけは意のままにはならないので,富士山の展望は諦め,ここから撮ったと思われる写真を眺める.
<富士山展望室>
▇ここの標高は880メートル
展示物を一通り見終えたので建屋の素外にでる.庭の一角に「海抜八八〇メートル」と刻字された杭が立っている.標高880メートルならば軽井沢より低くて,小諸よりちょっと高いところである.軽井沢や小諸と比較しながら,この辺りでの冬の生活を想像する.
10時33分,富士山資料館の見学を終えたメンバー全員が揃う.これからいよいよウォーキングの開始である.
<富士山資料館の標高は880メートル>
<十里木高原別荘地へ>
▇十里木高原別荘地地図
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▇バス停十里木1丁目
富士山資料館は十里木高原別荘地の東端に位置している.
富士山資料館から2車線の舗装道路に沿って,北西の方向に歩き始める.
10時41分,バス停十里木1丁目を通過する.時刻表を覗き込む.この辺りは日中に限って1時間にほぼ1本のバスの便がある.地方のバスにしては,まあ,まあ,マシな方である.
<バス停十里木1丁目>
▇閑静な避暑地
ほどなく十里木の別荘地内に入るが,どの家も広い敷地で緑豊かである.ST講師の説明によると,この別荘地に住みついて居る人もかなり多いとのこと.確かに閑静で緑豊かなこの場所での生活は快適だろうなと羨ましくなる.でも,すでに運転免許証を返納してしまった私には,日々の買い物にも苦労しそうだし,万一の場合の医療施設も気になる.
…ということは,もはや快適な生活を享受できないほど老いぼれてしまった証なのだろう.
こんなバカみたいなこと,頭のどこかで考えながら歩き続ける.
10時41分,沢山の案内板が取り付けられた案内杭のある交差点を左折して下り坂に入る.
<案内杭の十字路左折>
▇氷穴遠望
10時55分,氷穴から少し離れたところを通る.20~30メートル離れたところに白い案内板が立っているのが見える.
ST講師が
「…今の時期,ただの洞穴ですよ.見ても仕方がありません.冬ならば氷柱が見事ですが…洞穴を見ても仕方がありませんので,見物は省略します…」
とのこと.
私個人としては,一口に氷穴と言ってもどの程度の大きさのものか,また溶岩が流れてできたという穴がどんなものかちょっとで良いから見ておきたかった.実に残念だが致し方ない.
<氷穴遠望>
▇まるで森の中のようだ
ST講師を先頭に別荘地内を粛々と歩き続ける.ごく緩やかな下り勾配のようである.道路の周りは鬱蒼とした林が続く.道路に沿って設置されている電信柱がなければ,ここに沢山の住宅が建っているとは思えないほどである.
私たちはST講師の指示通りに2列縦隊でおとなしく歩いている.
<森の中のような住宅地>
<ペンションとテニスコート>
▇ペンション「砂時計」
11時11分,進行方向左手の路地を20~30メートル入ったところに1頭のシカが立ち止まって,こちらを見ている.
「あっ!…シカだ!」
私たちも立ち止まって,シカを見る.すかさず私もデジカメを構えてシカの写真を撮る…が,メチャメチャぼやけていて,何が写っているのか判別が付かない.
”クソぉ~っ! 何時も肝心なときに写らないんだから…”
私は自分のカメラを地べたに叩き付けたくなる.
11時13分,ペンション砂時計の前を通過する.砂時計の駐車場には来客の車がビッシリと停まっている.テニスのラケットを持った若者が何人か居る.どうやら道路を挟んで反対側にあるテニスコートがお目当てのようである.
<ペンション砂時計>
▇ペンション「RED FOX」
続いて,砂時計のすぐ先にあるペンションRED FOXの前を通過する.
この辺りには建物が幾つか隣り合わせにあって,いわゆる別荘地らしい雰囲気になる.大きめの住宅が南東か見える.その中には今明らかに住んでいる雰囲気の家もあれば,長らく空家になっているような家も見受けられる.
この辺りから,下り坂の勾配が幾分強くなる.
<ペンション「RED FOX」>
<午前の部は八幡神社前で終わり>
▇ベンチマークの鉄塔
何時の間にか住宅地を外れる.道路の両側は樹木や茂みに変わる.相変わらず緩やかな下り坂が続く.
ST講師が,
「そろそろベンチマークの頭が見えますよ…」
と皆に注意を促す.
11時18分,進行方向右手に電波塔のような大きな建造物の上半分が見えている.私は咄嗟に,
”ああ,あれは愛鷹山登山道の途中にある電波塔だな”
と合点する.
この電波塔を見た途端に,愛鷹山との位置関係がはっきりと分かる.
<ベンチマークの鉄塔>
▇八幡神社
11時19分,八幡神社参道入口に到着する.ST講師が,
「…ここの八幡神社は大した神社ではないので参拝は省略します.何しろ八幡神社は東日本を中心に5万社もあります.ここはその中の一つです…」
と連れないことを言う.
先ほどの氷穴も見物を省略したが,多分,昼食の時間との兼ね合いで,途中から急いだんだろうと勝手に想像する.
<八幡神社の森>
▇専用車に乗車
参道前の駐車場には,私たちの専用車が待っている.
何をさておき,早速,専用車に浄写する.これから食事処「大野屋」まで移動するとのこと.ここから大野屋までの所要時間は約15分程度のようである.
「…往復で約30分のロスなんです.30分のロスは大きいですよ…」
とST講師がぼやく.でも全く同感である.
<広場で待つ専用車>
(つづく)
つづきの記事
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(編集中)
「富士山すそ野一周ウォーキング」の目次
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8e5951273a0b396d3b3d0f180c72e619
「富士山すそ野一周ウォーキング」の索引
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/210a8c83dd3a264ceb474ac6fe94a290
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富士山すそ野一周ウォーキング(全17回);6回目(2);富士山資料館と十里木高原別荘地
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