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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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猛暑の鎌倉;常磐緑地・台峰緑地・水道山周遊(1);常磐緑地から源氏山公園へ

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                              <常磐緑地の名峰「峯山山頂」>

      猛暑の鎌倉;常磐緑地・台峰緑地・水道山周遊(1);常磐緑地から源氏山公園へ
                   (独りウォーキング)
               2018年7月9日(月) 曇・猛暑

<ルート地図>

▇散策コース全体図

←クリック拡大

▇裏大仏ハイキングコース  ※現地案内図引用

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<淸水塚口から梶原へ>

▇鎌倉中央公園淸水塚口から歩き出す
 朝から西日本一帯を襲っている台風の被害がとても気になって落ち着かないが,午前中は何かと多忙である.
 多忙なのは良いが,ここ1週間余りお天気のこともあって,なかなか塔ノ岳詣でができない.そうなると体力の減退がとても心配である.そこで,鎌倉市内でも良いからとにかく少しでも歩こうということで,午後から常磐緑地,台峰緑地辺りでも一回りしようと思い立つ.
 まずはナップザックに少額の現金やら筆記用具などごく少量の必需品を入れる.ヤブ蚊を用心して長ズボンを履く.それに鍔付きの帽子という出で立ちである.なおボロボロの運動靴を履いている.
 13時10分,バス停鎌倉中央公園入口(淸水塚口)から,山の上ロータリー方面に向けて歩き出す.
 13時14分,山の上ロータリーを通過して,富士見坂方面へ下る.前方にはこれから縦走するつもりの常磐緑地の山並みが見えている.

<前方に常磐緑地が見える>

▇富士見坂
 13時17分,富士見坂を横切ってやや急な下り坂を梶原方面へ向かう.毎度お馴染みのコースである.
 梶原口の手前でバス通りに突き当たる.右折して梶原口へ向かう.

<富士見坂を横切る>

▇いきなり急坂の登山口
 梶原住宅地の裏道を通って,13時30分,バス停梶原口に到着する.
 バス停梶原口へは,大船駅,鎌倉駅,藤沢駅の何れからもバス路線が有り,乗車時間は15分程度.割合に頻繁にバスの便がある.
 梶原口の近くに聳えている高圧線鉄塔の近くに登山口がある.
 ”えっ! これ登るの…!”
とビックリするほど,いきなりの急坂である.舗装はしてあるが…

<常磐緑地登山口>

<登山口から峰山山頂へ>

▇ヤブ蚊の土道
 入口のとんでもない急坂も少し登ると,まあましな登り坂になる.進行方向右側に建っている2軒の民家を通過した少し先で舗装道路は終わりになる(13時32分).
 ここから先は細い土道,緩やかな上り勾配の道が淡々と続く.
 この辺り,何だか風の通りが悪くてムシムシする.たちまちの内に汗ばんでくる.それにヤブ蚊が居るらしくて,首筋辺りにねちっこく付きまとう.実に不愉快.

<尾根沿いの土道に入る>

▇ここは特別保存地区だ
 両川沿いの草道を先へ進むと,上り勾配が随分と緩やかになり,道の両側に繁茂する樹木も幾分疎らになり空が広がり始める.
 13時35分,「歴史t気風度大仏・長谷観音特別保存地区」と書いてある杭の前を通過する.

<特別保存地区>

▇八雲神社分岐
 13時40分,八雲神社分岐案内板の前を通過する.
 以前の常磐緑地には案内板など全くなかったが,最近は要所要所に案内板を見受けるようになった.多分,地元の方々の尽力だろうと思うが有難い.
 もうかれこれ10年ほど前のこと.八雲神社から稜線に出ようとしたら大変な藪漕ぎになりそうだったので止めたことがある.今は八雲神社に抜ける道ができているのだろうか.ヤブ蚊が居なくなる時期になったら,是非八雲神社まで降りてみたいなと思う.

<八雲神社分岐>

▇視界が開ける
 13時41分,進行方向右手に下草が駆られている広場に到着する.これまでのジメジメした登山道から一気に解放されたような気分になる.解放された空間から裏大仏ハイキングコースが通っている尾根が見えている.この空間だけは海風が吹き抜けていて大分涼しい.

<広場でホッと一息>

▇殿入り分岐
 13時42分,殿入り分岐を通過する.ここは,確か,以前トヨタの販売店があった場所に出られるところだなと思いながら通過する.
 ここから下山すると,畑の上をトラバースしてから市役所通りに降りられたような気がする.いずれにしても随分長い間歩いていない.
 ”近々,歩いて見よう…”

<殿入り分岐>

<常磐緑地の最高峰「峯山」>

▇峯山山頂
 13時43分,「峯山山頂」の案内板の前に到着する.
 案内板右手のちょっと急な土手を登ると峰山山頂である.常磐緑地を代表する隠れた名峰である(冒頭の写真).
 山頂は下草が刈り取られていて,風通しも良い.特に石塔のようなものがあるわけでもないが,とにかくいくらか涼しいのが取り柄である.
 山頂で,ほんのちょっとだけ給水休憩を取る.
 13時45分,峯山から歩き出す.

<峯山山頂>

▇御所ノ内分岐
 13時48分,御所ノ内分岐を通過.
 ここを降りると小川を渡って,元トヨタ自動車の販売店があったところに降りることができる.ただ,かれこれ10年ほど前に小川の畔に数件の住宅が建てられてから,何となく通りにずらくなってしまい,最近は全く歩いていない.
 こんなに立派な案内板が立っているので,堂々と歩いても良いようである.ここも近々復習をかねて歩いて見たいなと思う.

<御所ノ内分岐>

<野村総研跡地>

▇忽然と現れる白亜の殿堂
 13時51分,目の前に忽然と白亜の素晴らしい建物が現れる.旧野村総研の建物である.
 バブルのほとぼりが冷めぬ昭和の末期,その頃現役だった私は,仕事でここを訪れたことがある.とても閑静で恵まれた環境なので羨ましかった.あのとき窓口だったTNさんという担当の方は今どうされているんだろうか…私は遠い昔のことを思い出しながら,今は廃墟のようになっている建物の脇を通り過ぎる.

<忽然と現れる白亜の殿堂>

▇清々しい散策路
 建物の脇から,左手に竹林を見ながら,清々しい道を歩いて旧野村総研グラウンドへ向かう.常磐緑地の中で一番心地よく歩ける場所である.
 途中の左手に山の中の散策路が分岐している,今,その先はどうなっているんだろう.

<心地よい散策路>

▇広々としたグラウンド
 13時57分,グラウンドに到着する.誰も居ない.静まりかえっている.
 私は広々としたグラウンドの写真を撮る…が,写っていない.私のカメラ,某有名なメーカー製だが,ときどきこんな現象が起きる.ついでに遊び心で撮ったコーラの写真だけが写っている.でも,ボトルの向こうにグラウンドが移っているので,この写真を代わりに収録しておくことにする.
 夏草が広がるグラウンドにバブル時代の残光が見えるような気がする.
 それにしても…
 鎌倉市はこの野村総研跡地を,一体何に利用しようとしているんだろう.

<旧野村総研グラウンド>

<裏大仏ハイキングコースへ>

▇「たちん台」分岐
 グラウンド脇草むらの中の踏み跡を探し,そこから続きの山道に入る.暫くの間,悪路が続く.
 14時01分,タチンダイ分岐を通過する.ここを右折して少し荒れた山道を下ると北条常磐亭跡付近で市役所通りに下山できる.ここは度々通っているので,勝手を良く承知している.
 …で,今回は直進して,裏大仏ハイキングコースへ出ようかと思う.

<たちん台分岐>

▇裏大仏ハイキングコースに合流
 薄暗い深い森の中,蒸し暑い山道を辿って,14時05分,裏大仏ハイキングコースに突き当たる.
 これまで歩いてきた常磐緑地内の山道に比較すると,裏大仏ハイキングコースは道幅も広く,圧迫感が全くない.さすがに有名なハイキングコースは違うなと実感する.

<裏大仏ハイキングコースに合流>

<裏大仏ハイキングコースを辿って源氏山公園へ>

▇目の前に急階段
 合流点を左折して裏大仏ハイキングコースに入る.
 いきなり目の前に急な上り階段がある.でも良く整備されているので嬉しくなる.
 ここは銀座道,いつも沢山のハイカーが歩いている.階段の途中で早速若い女性のハイカーとすれ違う.

<裏大仏ハイキングコースに入る>

▇ニワトリの居る懐かしい風景
 階段を登り切ると,尾根沿いの住宅地に入る.ここはつい先日歩いたばかりのところ.
 14時09分,放し飼いのニワトリが居る場所に到着する.昔懐かしい原風景である.早速,今回も写真を撮らせて貰う.
 ニワトリがとても元気そう.

<元気そうなニワトリ>

▇鎌倉市街地遠望
 14時13分,鎌倉市街地の展望が素晴らしいところに到着する.ここでちょっと展望休憩を取る.逗子マリーナが手に取るように見えている.
 涼しい海風が吹き上げてくる.

<鎌倉市街地の展望>

<源氏山公園>

▇源氏山公園に到着
 14時15分,源氏山公園に到着する.
 さすがに公園は整備されているので,リラックスできる.
 ここはつい先日歩いたばかりの所.従ってこの記事も詳細は省略.先を急ぐ.

<源氏山公園に到着>

▇こぼれ日広場からの展望
 14時20分,葛原岡神社手前の「こぼれび広場」に到着する.
 ここから,つい先日歩いた天園ハイキングコースの山々が良く見えている.

<こぼれ日広場から天園を望む>

▇葛原岡神社
 葛原岡神社を詣でる.
 その後,こぼれ日広場で給水休憩を取る.

<葛原岡神社>
                              (つづく)
つづきの記事
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(執筆中)

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/20a128d1c4acbbfd43702737c14b8f57
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)

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