<勝上嶽展望台>
真夏日の鎌倉;裏大仏・天園・源氏山・鎌倉中央公園周遊(3);天柱峰・北鎌倉から勝上献へ
(単独ウォーキング)
2018年7月4日(水) 晴れ
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<ルート地図> ※再掲
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<葛原岡神社から浄智寺へ>
▇裏大仏ハイキングコースを下る
葛原岡神社境内の日陰のベンチで昼食を済ませた私は,12時30分,葛原岡神社から裏大仏ハイキングコースに沿って,浄智寺方面に向けて歩き出す.
実は,葛原岡神社前から山ノ内配水池前を通って帰宅しようかとも思ったが,それでは歩く距離が余りに短いので物足りない.ここはやっぱりもう少し歩くべきである.
葛原岡神社付近の山道はとても歩きやすいが,それも束の間のこと,階段の上り下りを過ぎると,その先はかなり荒れた山道が所々に現れる.
ときどき,坂を登ってくるハイカーとすれ違う.
<裏大仏ハイキングコースへ>
▇天柱峰
途中で,瓜ヶ谷ヤグラに抜ける枝道を通過する.ついフラフラと瓜ヶ谷矢倉方面に行きたくなるが,今日の所はとにかく浄智寺まで下ろうと決心する.
12時44分,天柱峰に到着する.小高い丘の上に多宝塔や石塔が立っているが,上まで登るのが面倒なので見上げた写真を撮るだけで通過する.
<天柱峰>
▇たからの庭ギャラリー入口
天柱峰を過ぎると,それほど歩きにくいところもなく,ノンビリ気分で下り続ける.
12時48分,土道が終わってジグザグの舗装された階段道に変わる.相変わらず次々に登ってくるハイカーとすれ違いながら下り続ける.
12時50分,たからの庭ギャラリー入口を通過する.
ここから先は,道幅こそそれほど広くはないが自動車も通れるほどの舗装道路になる.緩やかな下り坂である.
<たからの庭ギャラリー入口>
▇浄智寺
緩やかな下り坂の舗装道路をノンビリ歩いて,12時57分,浄智寺参道入口に到着する.写真の左下に鎌倉十井のひとつに数えられる甘露の井がある.
今回は浄智寺には立ち寄らないことにする.
浄智寺参道入口のすぐ先が鎌倉街道である.
<浄智寺参道入口>
<名月谷を遡って今泉台へ>
▇コンビニで小休止
鎌倉街道を右折してすぐの所にコンビニがある.13時丁度に,このコンビニに立ち寄って,よく冷えた600ミリリットルのペットボトル入り麦茶を購入する.
ついでに,店内を一回りしながら小休止.
”さて,これから何処を歩こうかな…”
”久々に亀ヶ谷坂でも歩いて鎌倉駅へ行こうか,”
それとも,
”建長寺前を通って鶴岡八幡宮へ向かうのもいいな…”
でも,待てよ!
”瑞泉寺前を通って,六国見山に登るのも良いな…”
やっぱり,折角だから,
”いっそのこと,天園ハイキングコースを一回りしちゃったら…”
私は,私の体内に巣くっているもう1人の私と,いろいろ相談するが,どうも決着がつかない.
”とにかく,もう少し歩こうよ…取りあえずは明月院まで行こうよ…”
ともう1人の私を説得する.
▇横須賀線踏切を渡って明月院方面へ
13時09分,湘南新宿ラインの上り電車を見送ってから,横須賀線踏切を渡る.そして,線路沿いの道を北鎌倉駅方面に向かって歩く
13時13分,明月院方面に向かう三叉路に到着する.この辺りから明月院を訪れる観光客が増え始める.三叉路を右折して,明月院方面へ向かう.
<三叉路を右折する>
▇明月院
東管領屋敷の谷筋を歩いて,13時16分,明月院に到着する.観光客のほぼ全員が吸い込まれるように明月院に入っていく.
私は別に天邪鬼ではないが,明月院前を通過して,名月谷方面へ向かう.
余談だが…
鎌倉では,「谷」を古くから「ヤツ」と発音する.例えば亀ヶ谷をカメガヤツ,紅葉谷をモミジガヤツというように…
でも,名月谷はあくまでメイゲツダニと発音するとのこと.その理由は名月谷は,今泉台の住宅地が開発されたときに,名月谷という名称が付けられた.ヤツと呼ぶ谷は昔からあった谷の呼称である,従って昭和の時代に命名された名月谷をヤツと呼ぶのは不適切だ…とうのが鎌倉の年寄り学校で教えて貰った雑学.本当かどうかは分からない.
<明月院山門>
▇名月谷の石塔群
道幅が狭い名月谷の道路を遡る.
途中の石塔群を左に見ながら先へ,引き続きオカリナ(かな?)で有名な喫茶店の前を通過する.さらにその先で天園ハイキングコース登山口があるが,今日は何となくここから登る気になれずに通過する.
続いて六国見山に登る道の分岐が左手にある.何となく左折して急な登り坂を20~30メートル登り始めるが,急に六国権山には行きたくなくなったので,引き返してしまう.もうこうなったら,今泉台を目指して登るしかない.
<名月谷>
<今泉台4丁目登山口から勝上嶽へ>
▇今泉台4丁目登山口
曲がりくねった急な登り坂を歩いて,13時31分に今泉台今泉台4丁目の住宅地に到着する.右折.住宅地内の水平道を尾根に突き当たるまで真っ直ぐ歩く.周囲は閑静な高級住宅地である.
尾根に突き当たって右折,尾根沿いの道を50メートルほど歩いて,13時35分,今泉台4丁目登山口に到着する.
<今泉台4丁目登山口>
▇階段道を経由して勝上嶽山頂へ
登山道に入ると,いきなり長い石の階段道が連続する.ただ,良く整備されている階段なので,バカ尾根とは比較にならないほど登りやすい.
進行方向右手は建長寺境内,左手は今泉台の住宅地と双耳峰の六国見山が見えている.
上り階段が終わると尾根沿いの土道になる.この土道を登り切って,13時42分,勝上嶽山頂(標高約150メートル)に到着する.ここは建長寺の裏山である.ここで天園ハイキングコース(族に鎌倉アルプス)と合流する.
山頂にはベンチが何基か設置されている.
海風が絶えず吹き抜けているので,涼しくて極めて快適である.
つい最近まで,山頂からちょっと下に物干し台のような木製の展望台があったが,今は取り壊されている.その跡地に勝上嶽展望台の案内標識が立っている(冒頭の写真).
素晴らしい眺めである.
私は,暫くの間,吹き上げてくる海風に当たりながら,展望を楽しむ.
<勝上嶽からの展望>
▇天園ハイキングコースとの合流点
山頂には,「建長寺,瑞泉寺・覚園寺方面(天園ハイキングコース)・今泉台・名月谷方面」と書いてある案内標識が立っている.
私はこの案内標識を眺めながら,
”さて,どうしたものかな…”
と迷っている.
”ここから建長寺へ下ってから,台峰緑地経由で帰宅するのも良いな…”
”でも,折角だから覚園寺経由で鎌倉駅出るのも良いな…”
”そんなこと言わずに,どうせだから天園ハイキングコースを瑞泉寺まで歩いたら…”
”ええい…うるさいな! では,とにかく,十王岩まで行こう! そこでもう一度考えることにするぞ.”
<勝上嶽山頂の案内標識>
(つづく)
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お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.;
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