※本稿の初出は趣味人倶楽部
2018年6月26日(火)
久々の日記投稿である.
実は,先日,ちょっとしたオペミスで折角投稿した日記を消去してしまった.自分のオペミスなのに”くそ~”とイライラしてしまい,心ならずも(?)趣味人倶楽部から遠ざかってしまった.でも,このままでは宜しくないなと思って,また投稿を再開する気になった次第である.
でも私が使っているPCは年代物.その日によって,ご機嫌が悪かったり,良かったりする.たまたま私の機嫌が悪いときは,ついついPCに八つ当たりする.するとPCも拗ねてしまい,なかなか言うことを聞いてくれない.ついついイライラして,やたらに「ESC」や「Enter」キーを押しまくる.
”もうダメ!”
”や~めたっ!”
・・・・・few weeks Passed・・・・・
”そろそろ,ご機嫌直して,久々に雑文でも投稿してみるか…ということで,この記事を書き出した次第.幸いなことに,扱いにくいPCドノのご機嫌も今日は良さそうである.
実は.先週土曜日,塔ノ岳に登るつもりだったが,あいにくの雨,勿論,登山は中止.
私,”小人”とはいえ,”閑居”したくないので,午後からビニール傘を差して,鎌倉中央公園とその近場をあちらこちらとデタラメ歩きを楽しむ.映画のタイトルではないが,"Walking in the rain”.
ビニール傘越し見る濡れた木道や,濡れて生気に満ちたアジサイに,私の鈍感な心も動かされる.
”この濡れた木道,まるでオレの人生みたいだな…この情景は,いつは水彩画にしなければ…”
大きく左にカーブする緩やかな下り坂.
雨で滑りやすい.滑って転倒するかも知れない.
”いや全く,ときどき滑った自分史を見ているようだな…”
ビニール傘で雨をしのいでいる.
”オレも何時も誰かに(浮き世の雨風が当たらないように)庇護されている…でも,やっぱり足許のズボンや靴は濡れちゃったな…足許ぐらい濡れないようにするのは,自己責任だな”
私はくだらないことを考えながら,お散歩を続ける.
”さじずめオレは濡れたアジサイというところか,ハハハ…”
・・・・・・・・・・・・・・・
私のようなロートルになると,何事に付けて,頂戴する褒め言葉(ないしは慰め言葉)の接頭語として,
「御年〇〇歳にしては,**ですね」
という慣用句が入ることがしばしばである.
平素は自分の歳など気にしていないが,この接頭語を拝聴した途端に,
”ああ,そういえば,オレは年寄りの厄介者だったな…”
と再認識させられる.
”まあ,濡れた木道をトボトボ下るにしても,せめてこのアジサイのように生き生きとした姿で下りたいものだ.ビニール傘のように私を陰に陽に見守ってくれる方々に感謝しつつ…”
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日の日曜日は,夏を思わせる蒸し暑い晴れ.
娘の嫁ぎ先の法事に参加するために三浦半島の先っぽまで出掛ける.
儀式が済んで,親族だけで会食.思い出話に花が咲く.
当然の成り行きとして,戦争中の勤労奉仕や空襲の話になる.
50歳代の連中から,
「そういう話は,ちゃんと記録に残してくれなければダメですよ.俺たちの年代は観念的にしか戦争のことが分からないんです…」
と叱られる.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
濡れた木道をもう少しで降り切ってしまう私だが,この濡れたアジサイのように生気いっぱい下り坂の最後まで歩かなければ…
そして,濡れたビニール傘のような人達に,記録に残すべきは残さなければと決心した次第.
濡れた木道,ビニール傘に,感謝! 感謝!
(おわり)
「閑話休題・日々雑感」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7f64c83a510ee5256190124881e04e08
「閑話休題・日々雑感」の次回の記事
(なし)
お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.
↧
濡れた木道・アジサイ・ビニール傘(鎌倉中央公園)
↧