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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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富士山すそ野一周ウォーキング(全17回);3回目(3);藤原光親卿遺跡と夕月の碑

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                              <夕月の碑>

     富士山すそ野一周ウォーキング(全17回);3回目(3);藤原光親卿遺跡と夕月の碑
                  (クラブツーリズム)
               2018年6月14日(木) 曇
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https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4abb9c2d4c60b507384cabdc18d3ad78

<ルート地図> 再掲


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<歩道のない道路を下る>

▇午後は加古坂神社から…
 昼食を終えて,専用車に浄写した私たちは,午前中の終点,篭坂峠注砂上へ戻る.
身支度を調えて,12時27分,篭坂峠の加古坂神社前から歩き始める.いよいよ午後の部の始まりである.午後の行程は浸す等の下り坂である.ただし,自動車の交通量が比較的的多い道路をひたすら歩き続けるようである.

<加古坂神社前が出発点>

▇長い列
 車道がない道の連続である.しかも絶えず自動車が走っている.私たちは否応なしに1列になって歩くしかない.たまたま私は列の後ろの方に居る.前方を見ると,実に長い列になっている.
 私たちはひたすら黙して語らずの状態で歩き続ける.

<長い列>

▇山梨県から静岡県へ
 12時38分,「静岡県小山町」の案内板を通過する.私たちは,いよいよ山梨県から静岡県に入ったことになる.
 ただ,県境を示しているのはこの案内板だけであり,周囲にはこれといって何の変化もなく連続している.

<静岡県に入る>

▇金太郎の看板
 12時49分,金太郎の看板を見かける.
 「富士山須走口ようこそ金太郎のふるさとへ」と書いてある看板の脇を通過する.図柄は正に「鉞担いだ金太郎熊に跨がりお馬の稽古」である.

<金太郎のふるさと>

<藤原光親卿遺跡>

▇他のグループと接近
 前方に私たちと同じようなグループが歩いている.多分,私たちとは違う場所に集合したクラツリ主催のグループだろう.私たちと同程度の人数が列になって歩いている.このグループが道路脇に立ち止まって,講師の説明をなにやら利いているようである.
 暫く渋滞待ち.
 1~2分で,前のグループが動き出す.
 12時54分,私たちも前のグループが立ち止まったところで立ち止まる.道路脇に真新しい階段がある.ガイディングレシーバーを介して講師の説明を伺うが,ガリガリという雑音がひどくて聞き取りにくい.
 「階段を登ってみましょう…」
ということになる.
 多分,前のグループとの間を空ける意味もあるんだろうと勝手に解釈する.

<立派な階段を登る>

▇藤原光親卿遺跡
 階段の登り口に「藤原光親卿遺跡」の案内板がある.
 案内板の記事によると,藤原光親は承久役殉難五卿の1人とのこと.ここから300メートルほど坂上で斬首されたとのことである.


▇真新しい石塔
 20~30段ほどの階段を登ると,私たち30人がやっと入れるほどの空き地がある.その近くに石灯籠のような形の石塔が立っている.五輪塔でもない不思議な形である.真新しいもので歴史的な価値はなさそうである.
 「ここからみおろす景観はちょっとしたものですよ…」
と講師は言うが,天気が良くないせいか,私にはそれほどの景観とは思えない.

<藤原光親遺跡>

▇山の中の草道
 一度に30人入るのは窮屈なので,交代で狭い空き地をながめる.
 空き地からやや急な斜面に沿って,幅1間ほどの草道らしものがずっと続いている.
 「…多分,この草道を300メートルほど登ったところに藤原光親縁の遺構でもあるのかな…」
と想像するが,あえて講師に聞かなかった.仮に何かあるにしても,30人余りの集団でそこまで登り下りするのは不可能だから(あるいは説明がったかもしれないが,レシーバーの調子が悪くて聞き漏らしたかもしれない).

<多分この草道の先に遺構があるのかな…>

<ヘヤピンカーブと夕月の碑>

▇鋭角に左折するヘアピンカーブ
 12時56分,藤原光親卿遺跡を後にする.
 これまでより下り勾配がややきつくなる.歩き出してすぐ,12時57分に道路は大きく左へヘアピンカーブする.この部屋ぷんカーブを目印に二して,手許の地図で現在地を確認する.
 近くに居る女性が,私の地図を覗き込みながら,
 「今,どの辺りを歩いているの…」
と聞く.
 ご自身は,折角頂いた地図をリュックの中に仕舞い込んでいる.
 一色色だからどうでも良いことだが,地図も見ないでただ人の後を付いて歩くだけで愉しいんだろうかと逆に不思議である.

<ヘアピンカーブ>

▇道路の片隅で立ち休憩
 13時07分,道路がやや広くなったところで立ち休憩を取る.どうやらまた前方を歩くグループに近づきすぎたようである.
 13時09分,立ち休憩を終える.

<道路の片隅で立ち休憩>

▇「夕月の碑」のある公園に到着
 13時13分,夕月の碑が立っている公園に到着する.私たちと入れ替わるように,先行のグループが公園を出発する.
 数台が駐車できるほどの広場の先に築山がある.
 「…この築山,一里塚の跡ですか? それともどなたかのお墓?」
と講師に伺ってみる.
 「いや…一里塚跡ではないです.単なる築山です…」
とのこと.

<「夕月の碑」のある公園に到着>

▇水準点
 築山の下に標高978メートルの水準点がある.
 「…なるほどこれが水準点か…」
と一同納得する.
 そそっかしい人が築山の上に登って,
 「水準点なんてないよ…」
と言っている.

<水準点>

▇夕月の碑
 公園の一隅に大きな石碑が立っている.これが「夕月の碑」である.
 石碑の傍らに案内板が設置されている.原田浜人作,
   ”篭坂の 月代遅し 谷の虫”
という俳句が彫られている.
 浅学の私は原田浜人という人物は誰なのかも分からないし,この俳句の良さも良く分からないのが残念である.


<夕月の碑>

▇もし富士山が見えれば…
 講師の説明によると,晴れていればここから富士山の頭が良く見えるとのことである.今日は残念ながら富士山は雲の中である.
 「…晴れていれば,こんな具合に見えるんですよ…」
と言いながら,A3の大きな写真を見せてくれる.


<晴れていれば富士山が見える>

▇また単調な下り坂が続く
 13時27分,休憩を終えてまた歩き始める.また,単調な下り坂が連続する.

<また単調な下り坂>
                                 (つづく)
つづきの記事
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(執筆中)

「富士山すそ野一周ウォーキング」の目次
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8e5951273a0b396d3b3d0f180c72e619
「富士山すそ野一周ウォーキング」の索引
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/210a8c83dd3a264ceb474ac6fe94a290

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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