＜水道山から大船方面を望む＞
初夏の鎌倉：鎌倉中央公園・水道山・成福寺・亀甲山・大船駅周遊
（独り散策）
２０１８年６月８日（金） 晴れ
＜ルート地図＞
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＜鎌倉中央公園＞
▇美しい花に魅せられて…
梅雨時には珍しい好天気である．こんな日に終日家に籠もっていたのでは勿体ないので，午後から足任せのお散歩に出掛ける．歩き出しは例の通り鎌倉中央公園淸水塚口を起点としょう．
13時45分，まずは中央公園の中をブラブラとお散歩だ．
何時ものように，上池か休憩舎前を通過して下池に向かう．
下池の縁から牛蛙の響くような啼き声が聞こえてくる．
＜中央公園下池＞
▇燃え上がるような緑
何処を歩くのか宛てがないまま山崎口へ向かう．しし石付近では盛り上がるような木々の緑に感激する．デジカメで，この緑を撮ってみるが，盛り上がる感じが，どうも写せないようである．
しし石の前で，山崎の集落へ向かうか，それともイベント広場を抜けて梶原口方面に向かうかで迷うが，迷っている内に足が勝手に山崎口から公園の外に出てしまう．
”まあ，いいか…”
＜しし石付近の緑陰＞
<山崎の集落を抜ける>
▇アジサイ咲く路地
山崎の集落を歩く．沿道の民家の庭先に咲くアジサイが見事である．ここから先，何処を歩くか，まったく宛てのないまま，適当に歩く．
この道は，すぐに三叉路で他の道に突き当たって終わりになる．三叉路で右へ曲がるか，それとも左かでまた迷う．
＜アジサイが咲く山崎の路地＞
▇薬師堂跡
迷った末に右折する．
14時02分，薬師堂跡に到着する．ここもまた三叉路．大船駅方面に向かうか，それともいっそのこと水道山に登るかな．
＜薬師堂跡＞
＜水道山を縦走＞
▇久々の水道山
”たまには水道山に登ってみるか”
ということで，14時04分，登り口から急な坂道を登り始める．坂道の両側には住宅が建ち並ぶ．
”毎日，この坂道を登り下りするのはちょっと大変だな…”
もっとも，私の住んでいる住宅地は，ここよりもっと長い坂道を登り下りしなければならない．
”自分の家がもっと不便なところにあるのに，何を余計なことを考えているんだ…”
と自分で苦笑する．
＜水道山登り口＞
▇水道山山頂
14時10分，水道山山頂に一番近いところに到着する．ここから先の山頂はアクセス不能である．道なりに左折，さらにすぐ先でもう一度左折して尾根道に入る．
さらにその先数十メートル先で右折する．
＜水道山山頂直下＞
▇水道山からの眺望
右折した道は袋小路になっていて，自動車でその先へ行くことはできないが，ここから先，台の神明神社付近に通じる階段道がある．
この階段道下り口付近から大船方面の眺望が素晴らしい（冒頭の写真）．眼下に大船駅周辺から大船観音辺りまで見えている．その右側には秀峯六国見山が見えている．
＜六国見山を望む＞
＜台の住宅地を散策＞
▇アジサイ道下る
道幅が狭い坂道を下る．
進行方向右手に植え込まれているアジサイが丁度見頃を迎えている．ここは”知る人ぞ知る”隠れたアジサイの名所と言えるかもしれない．
＜神明神社に下るアジサイ小径＞
▇神明神社
14時17分，神明神社脇で台の住宅地に降り立つ．
”さて，どうしよう…？”
神明神社脇の四つ角でまた迷う．ここで右折して山崎小学校方面に向かうか，それとも左折して大hナ自動車学校跡地方向に向かうか，それとも台の住宅地内を歩くかである．台の住宅地を歩くにしても山沿いの道と横須賀線の線路に近い道を歩くか，さらには鎌倉街道まで出るか，様々な選択肢がある．
こんなときは迷っていても仕方がないので，足任せにするに限る．
＜神明神社＞
▇気になるカフェ
足は勝手に山沿いの道を選ぶ．別に異存はない．
ちょっと道幅が狭いが閑静な住宅地内の道をブラブラと歩く．
14時22分，「ギャラリーカフェ伊左衛門」に到着する．まだ一度も入ったことがないお店だが，”ギャラリー”が気になっている．その内に，鎌倉散策グループの方々と一緒に訪れてみようかな…なんて思いながら，店先にあるメニューを覗き込む．
＜気になるカフェ＞
▇岩窟の石仏
14時26分，またもや三叉路に突き当たる．突き当たりに小高い場所にある岩窟に安置された石仏がある．前々からこの石仏の由来が気になっているが，まだ本気になって調べたことはない．
帽子を取って石仏を拝んでから右手の道を歩くことにする．
この道を暫く進んだところにある三叉路を右へ曲がると小高いところにある稲荷社を経由して台峰緑地に登れる．台峰緑地を経由して梶原の住宅地に戻るのも良いなと思ったが，今日は道なりに左折することにしよう．
＜岩窟の石仏＞
▇光照寺
すぐにやや急な下り坂になる．
前方には光照寺本堂とその先に六国見山が見えている．
14時33分，光照寺に到着する．光照寺のクルス紋などについては，このブログ記事でも度々登場しているので，今回は割愛ということにしよう．
＜光照寺と六国見山＞
＜光照寺から路地伝いにコンビニへ＞
▇魅力的な路地
左折して光照寺脇の路地に入る．道幅が狭くて実に魅力的な路地なので，ときどきここを訪れて，のんびりと散策を楽しんでいる．
路地の右側は静かな住宅地，左側は暫くの間，高い石垣が続く．
＜路地に入る＞
▇石垣の下の稲荷社
14時37分，高い石垣の真下に祀られている稲荷社参道に到着する．僅か20段ばかりの石段登れば小さな社殿があるが，なんとなく登るのが面倒なので参拝は省略する．
＜稲荷社の参道＞
▇アジサイが見頃
小径の左側には何カ所かアジサイの植え込みがある．ここも今が見頃である．ホタルブクロも．
この小径は結構愉しいところである．
＜アジサイとホタルブクロ＞
▇気になるお店
14時39分，「気学とたまご」とい看板が出ているお店の前を通過する．看板は「たまご，しいたけ，茶．･････おいしいす」と書いてある．ちょっと気になる…が，今回はパス．
＜気になるお店＞
▇ローソンと文教堂
この小径もローソンと文教堂の前で終わりになる（14時45分）．
少々蒸し暑いので，文教堂で本を眺めながら一休みすることにする．
”そういえば，ここは自宅から勤務先まで自動車通勤をしていた頃，よく立ち寄ったな…”
と元気な現役時代を思い出す．
”あれから，もう，20年も経っている…つい昨日のことのように思えるが…”
＜ファミマと文教堂＞
＜成福寺と亀甲山＞
▇成福寺
休憩を終えて，14時59分，文教堂を後にする.
15時02分，横須賀線踏切を渡って，成福寺を詣でる．例年，鉢植えのアジサイを眺めるのが楽しみだったが，どうやら今年は例年に比較するとちょっと残念である．
＜成福寺＞
▇亀甲山登り口
15時05分，成福寺の近くにある亀甲山登り口に到着する．目の前に長い石段と鳥居が見えている．この石段を登った左手が亀甲山山頂である．
”階段登るのはちょっとシンドイナ…”
と思いながらも，惰性で登ってしまう．
鳥居を潜った左手に市指定文化財の石仏石塔群がある．
＜亀甲山登り口＞
▇厳島神社
階段を登り切った左手が厳島神社である．人気がなく静まりかえっている．社殿前の広場は夏草で覆われている．蚊に刺されないように気を付けながら，広場を横切って成福寺方面を眺める．
＜厳島神社＞
▇台峰緑地を望む
厳島神社の広場から，台峰緑地が良く見えている．
今日，私は目の前に見えている山の向こう側から，足任せでここまで歩いてきたことになる．手前に見えている住宅地は台である．
厳島神社の参拝を済ませてから，今登った階段と反対側の階段を下って，大船駅方面へ向かう積もりである．
＜厳島神社から台峰緑地を望む＞
＜大船駅へ＞
▇レイウエル跡地
厳島神社脇の階段を下ったところで左折して，厳島神社の崖下の曲がりくねった細い路地を下る．そして，レイウェル跡地に建っているマンション脇からバス通りに出る．
ここから先は，特に見たいところもないので，大船駅まで適当に歩くことにする．言ってみれば自動運転のようなもの．全く自分の足任せである．
＜レイウエル跡地に建つマンション＞
▇大船駅に到着
中通りを抜けて，15時39分，大船駅に到着する．これで約4.5キロメートルのブラブラ歩きもやめにしよう．
どこかでコーヒーでも賞味しようかと思ったが，駅前バス停に，私が住んでいる場所に向かうバスが停車している．これは好都合ということで反射的にバスに乗ってしまう．
大船駅から10分余りで無事帰宅する．
これで，約2時間のプｔプチ散策は無事終わった．．
＜ラップタイム＞
13:45 鎌倉中央公園淸水塚口歩き出し
13:54 〃 山崎口
14:02 薬師堂跡
14:04 水道山登り口
14:10 水道山山頂直下
14:11 水道山下山口
14:17 神明神社
14:33 光照寺
14:45 コンビニ・本屋（14:59まで休憩）
15:02 横須賀線踏切
15:03 成福寺
15:05 亀甲山登り口
15:07 厳島神社
15:39 大船駅着
[散策記録]
▇水平歩行距離 4.5km
▇累積標高（＋） 54m
▇累積標高（－） 109m
▇所要時間（休憩時間込み）
鎌倉中央公園淸水塚口発 13:45
大船駅着 15:39
（所要時間） 1時間54分(1.90h)
水平歩行速度 4.5km/1.9h＝2.37km/h
（おわり）
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/59c3b7dbaf942b9d802487006cb059c1
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
（なし）
お断り；
これらの記事は，私の趣味仲間を読者対象としたものであり，一般の読者を対象としていません，したがって，まったく個人的なものです．また十分に時間を掛けて編集していませんので，記事は正確とは言えないし，誤字脱字転換ミスも多々あると思います．このことを前提にしてご覧下さい．
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