早春の息吹がちょっぴり感じる鎌倉中央公園を散策する

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜鎌倉中央公園上池＞

　　　　　　　　　　　　　　早春の息吹がちょっぴり感じる鎌倉中央公園を散策する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（きままな独りお散歩）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１８年２月９日（金）　晴・穏やかな天気

　一昨日と昨日の2日間，塔ノ岳常連の皆様32人と一緒に伊勢路と賢島の旅を楽しんだ．
　旅行中にデジカメで写した写真は実に数百枚．今朝方から2時間ほど時間を掛けて，ＳＤカードに記録されている写真を，外付けＨＤＤ2台にダブルコピーをしてから，ひととおり目を通してみる．どれもこれも今ひとつの写りだが，これから画像処理のソフトを使って，斜めの写っている写真をまっすぐにしたり，トリミングしたり，あるいは彩度を変えたりの作業が待っている．
　これら一連の作業が終わらないと，当ブログに旅行記を投稿することもできない．
　…ということで，今日のブログ記事は中休みである．
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　ＰＣの電源をＯＮにして，留守中の着信メールに目を通す．折から確定申告の時期である．そんな関係で，どうしても優先的に処理しなければならないものもいくつかある．そんなこんなで，グズグズしている内に，午前中が瞬く間に過ぎ去る．
　何時ものように，ちょっと遅めの昼食を終える．
　”さあ，お散歩だ…！”
　ただし，この2日間の旅行で，ウン万円の出費をしてしまったので，今日は1円も使わないぞと決意する．サンデー毎日氏の1人である私には，ウン万円の出費は結構大変である．
　お散歩のコースをいろいろと思案するのも面倒なので，定番の鎌倉中央公園経由大船駅までの約2キロメートルのコースを速歩連続で歩くことにする．
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　出発点は定番の清水塚口である．
　外に出てみると，伊勢志摩に比較して，とにかく風が暖かいのにホッとする．伊勢志摩の旅，2日間は，四六時中冷たい風に悩まされとおしだった．
　”湘南は，やっぱり暖かくて良いな…”
というのが率直は感想である．
　園内はそぞろ歩きの場所なので，まあ普通の速度でブラリブラリと山崎口へ向けて歩く．
　今日は平日．数名の年配者が散歩を楽しんでいる．また，市内の某幼稚園の園児達が幼稚園バス2台に分乗して来園中である．この幼稚園は，私の次女が通っていたところ．遠くから園児が遊ぶ姿を眺めながら，今は私に説教する次女が幼かった頃のことを頻りに思い出す．
　”そういえば，次女は泣き虫だったなあ…”
　自分の子供は全員可愛いに決まっている．でも，特に次女は，父親の私に良くなついていた．あれから幾星霜．今はもうすっかりたくましくなり，受験期の3人の子供を抱えて奮闘している．
　次女は，ほぼ毎週末，一家を連れて我が家を訪れてくる．そして，ときどき．
　”お父さん！　自分の年を考えて，登山もほどほどにしなさい…！”
と私に意見する．

＜残雪がちょっぴり＞
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　公園で遊ぶ幼児達の様子を遠くからボンヤリと眺めながら，そんなこと連想する．
　公園の片隅には，まだ先日の雪が少し残っているが，日差しはいかにも春らしく，まぶしくて透明である．
　私は，まずは定番の上池の写真を撮る（冒頭の写真）．池からほのかに春の兆しが感じらえる．
　つづいて下池の写真．
　今日もどこから飛来したのか分からないが，奇妙な鳥が何羽か餌探しをしている．

＜下池＞
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　山崎口から公園の外へ出る．
　何時ものように薬師堂跡を経由して大船駅へ．全速力で歩き続ける．しばらく全速力を続けると体が温まってきて爽快になる．ちょっと気を緩めて歩行速度を落とすと，若い人にサッサと追い抜かれる．そんなとき，
　”やっぱりオレは年を取ったな…”
を実感する．
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　通りすがり街角で，こんな掲示を見つける．
　”ほほう…これ，なかなか良いコースだな…参加してみようかな…”
　でも私は気まぐれ．どうせすぐ忘れてしまうだろうな．

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　30分ほどで大船駅に到着する．
　特に用事もないので，そのまま路線バスに乗って帰宅する．
　こうして，気ままな一時を無駄に過ごした次第である．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
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（なし）

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