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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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信越トレイル(セクション4~6):第3日目(2);関田峠から歩き出しブナ林で昼食

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                                        <切り立ち込める登山道>

    信越トレイル(セクション4~6):第3日目(2);関田峠から歩き出しブナ林で昼食
                 (アルパインツアー)  
            2017年10月14日(土)~16日(月)
前の記事
 ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ac3a1be944c23e04bd7cae68717ea6bc

第3日目;2017年10月16日(月) 雨 (つづく)

<ルート地図>

■セクション4全体図

←クリック拡大
※再掲

■詳細図(関田峠→ブナ林)

←クリック拡大

<関田峠から筒方峠へ>

■雨の中,関田峠から歩き出す  
 8時34分,関田峠から歩き出す.
 いよいよ3日目,最終日のトレッキング開始である.
 ガイドの××さんが,
 「…昨日のコースに比べれば,今日のコースは大分短いので楽ですよ…」
と私たちを励ます.
 今日は朝から小雨が降り続いている.今回は3日間のトレッキング中,ずっと雨.全くついていない.
 私たちはブナ林の中を筒方峠に向けて歩き始める.辺りにはかなり濃い霧が立ちこめている.
 3日目も,これまでと同じように,私は列の最後尾について気ままに歩くことにする.

<雨が降りしきる関田峠から歩き出す>

■紅葉の中を行く
 8時44分,「関田峠0.3km,黒倉山1.3km」の標識を通過する.
 なだらかで歩きやすい道が続く.相変わらず霧が掛かっているが,美しい紅葉に囲まれているので良い気分である.

<黒倉山まで1.9km>

■頭をぶつけながら…
 信越トレイルの特徴は,登山者がやっと通れるだけの空間を切り開いただけで作られていることである.したがって,下の写真のように,木の枝の下を背をかがめて通らなければならないところが沢山ある.足下と頭上に注意指定歩いていても,何回となく頭を木の枝にぶつけてしまう.そのうちに頭の中に鈍痛が残るようになる.
 ”次回,また信越トレイルを訪れることがあったら,かならずヘルメットを持ってくるぞ”

<木の枝を何回も潜りながら歩く>

■筒方峠
 8時59分,筒方峠(とうがたとうげ)に到着する.ここで衣服調整のため5分ほど休憩を取る.
 衣服調整を終えて,9時04分,筒方峠から歩き出す.

<筒方峠>

<筒方峠から鍋倉山へ>

■霧の中
 雨が少し強くなる.辺りには人気がなく静まりかえっている.
 雨具に降り注ぐ雨を感じながら,黙々と歩き続ける.お互いの会話も途絶えがちである.
 私は周囲の状況を写真に残すために,ときどきカッパの中からデジカメを取り出す.防水機能がないデジカメを使っているので,雨で濡れないようにsるのに気が気ではない.

<雨の中>

■鍋倉山に到着
 9時43分,鍋倉山山頂(標高1,242メートル)に到着する・
 山頂に立つ案内杭によると.ここは出発点の関田峠から2.2キロメートルの距離にある.
 今日は,8時59分に関田峠を出発した.したがって,鍋倉山までの所要時間は44分(0.74h)である.したがって休憩時時間混みの歩行速度は,
   2.2km÷0.74h=2.97km/h
 毎時2.97キロメートルの歩行速度なら,まあ,まあ,の速度である.

<黒倉山に到着>

■黒倉山山頂で立ち休憩
 黒倉山山頂で,再び,衣服調整のために休憩を取る.
 ガイドから,
 「ここから先,もし風が吹くと寒くなるので,防寒対策をして下さい」
という注意を受ける.

<黒倉山山頂で休憩>

<久々野峠から鍋倉山へ>

■久々野峠
 9時45分,黒倉山から歩き出す.やや痩せた尾根道を一旦下ってから登り返して,9時57分,久々野峠に到着する.
 ガイドの説明によると,ここは巨木の谷への分岐点とのこと.この谷には樹齢400年以上のブナが残っているとのこと.
 バブル期の頃,この辺りを開発してスキー場にする計画があったが,バブル崩壊により立ち消えになったという.そのお陰でブナの古木が生き残ったので,今はスキー場にしなくて良かったとおもっているとのこと.
 私も全くその通りだなと思う.

<久々野峠で休憩>

■鍋倉山山頂
 休憩を終えて,10時00分,久々野峠を出発する.
 急坂を登って,10時15分,鍋倉山山頂(標高1,288メートル)に到着する.山頂で代わる代わるに記念写真を撮る.
 老醜の姿は余り撮りたくないが,まあ,ご愛敬と言うことで,山頂の様子を投稿しておこう.

<鍋倉山山頂>

■鍋倉山の三角点
 鍋倉山には三角点がある.折角だから三角園の写真を撮る.
 ガイドから,
 「…この先に,信越トレイルで唯一のやせ尾根を通ります.気を付けて通って下さい…」
という注意がある.
 10時20分,鍋倉山山頂から歩き出す.

<鍋倉山の三角点>

<やせ尾根を通過しえ美しいブナ林へ>

■いよいよやせ尾根
 10時44分,小さな空き地で立ち止まる.
 ガイドが.
 「これからやせ尾根を通ります.充分に注意して歩いて下さい…」
を私たちの気持ちを引き締める.
 歩き出してすぐにやせ尾根に入る.なるほど,登山道の両側が鋭く落ち込んでいる.幸いなことに(?),霧が掛かっていて崖下の超凡がないので,高度感はあまりないが,もし見通しが避ければかなりスリリングなところだろうと思う.
 また,晴れていれば,多分,素晴らしい風景が楽しめそうな所でもある.
 5数分で2カ所のやせ尾根のある場所を通過する.

<いよいよやせ尾根>

<ブナ林の峠道>

■小沢峠まで2.3km
 やせ尾根2カ所を通過した後,急なアップダウンが連続する.結構シンドイ.
 10時45分,「鍋倉山0.8km,小沢峠2.3km」の標識前を通過する.小沢峠まで後2.3キロメートルである.

<小沢峠まで後2.3km>

■ブナ林の中で食事
 11時30分,「小沢峠.8km」の道標前に到着する.
 相変わらず霧深いブナ林が連続する.
 ガイドが,
 「…ここで食事にしましょう」
と私たちを促す.
 辺りはそれほど広くはない空き地である.私たちは雨で濡れた地面にしゃがみ込んで,ムーベイ25でいただいた昼食を食べる.
 昼食用の弁当の中身は下の写真の通りである.弁当はコンパクトだがどっしりと重い.オニギリが美味しい.嬉しいことである.
 私は弁当を食べながら,
 「やっぱり,よその国に比較して.日本の弁当は,やっぱり良いな…」
と思う.
 私は海外の山にそれほど経験がある訳ではないが,海外では大きな紙袋にサンドイッチ,果物,スナック菓子などが無造作に放り込まれているだけ.デリカシーもヘッタクリもない.
 ”それに較べれば,ここの弁当は実に良いな…”
と思いなが,美味しく頂戴する.

<弁当を開く>
                                                (つづく)
づきの記事
  ↓
(執筆中)

目次
信越トレイル(セクション1~3)
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6c7399815acf657f2d74b5c98ac275b2
信越トレイル(セクション4~6)
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8d8c46ebc82b0e8dab5e4c4322e53bdc

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
 また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.

『山

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