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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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初冬の千葉・茨城の社寺巡りと犬吠埼観光;第2日目(1);銚子市内観光

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                                <地球展望台からの眺望>

     初冬の千葉・茨城の社寺巡りと犬吠埼観光;第2日目(1);銚子市内観光
               (個人観光)
        2017年12月9日(土)~10日(日)
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  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/64d7d6c175b12e2314151fccfdde417e

第2日目;2017年12月10日(日) 晴  

<ルート地図>

■2日目のルート

←クリック拡大

■銚子市街地図

←クリック拡大

<犬吠埼の朝>

■朝風呂を楽しむ
 昨日から銚子犬吠埼にある某ホテルに宿泊している.
 毎度のことながら,私は早朝に目覚めてしまうという悪い癖がある.旅先での今日も早く目が覚めることには変わりがない.同室の家内がまだスヤスヤと寝ている.
 朝風呂に入れる時間は5時からである.それまでは,寝床の中でジッと我慢の子である.
 やがて5時になる.
 早速,1階の大浴場に向かう.部屋から廊下に出る.寒い.
 部屋は6階にある.大浴場は1階.部屋から大浴場まで行くにはエレベーターを使う.エレベーターが六階に到着するまでの待ち時間も寒い.1階でエレベーターを降りて,大浴場までの長い距離もとにかく寒い.
 大浴場に入る.脱衣所も風呂場も寒い.さっさと体を洗って,湯船にトップリ浸かる.やっと寒さから解放される.
 ユックリと湯船に浸かってから洗い場で体を洗う…が,何となく冷たい風が感じて落ち着けない.冷たい風が感じられない場所を探して,ふっくりと体を洗う.
 また体をユックリと湯船で暖めてから,風呂から上がる.
 でも,折角温まったのに,6階の自室に戻る頃には,また体が冷たくなってしまう.
 ただ,寒いと感じたのは私独りだけの話であり,他の人には通用しない話だということを,急いで追加しておこう.

■日の出
 湯上がりの体のまま,ふたたび寝床に入る.心ならずも二度寝をしてしまう.
 フト目が覚める.
 私がうたた寝をしている間に,何時の間にか起床していた同室の家内が,
 「たった今,日の出.素晴らしかったですよ…」
という.私,”しまった!”
 急いで,部屋の窓に駆け寄って,東の海を眺める.
 立った今,水平線から昇った太陽が海面に反射してまぶしく光っている.おだやかな凪ぎの海に小さな並の影が映っている.実に美しい風景である.

<日の出直後の海>

■戸川方面の眺望
 窓から,日の出直後の戸川方面を見下ろす.水平線上に多少の雲が湧いているものの,今日も上々の天気のようである.
 私は信州海なし県育ちなので,それこそ大学受験の時に常磐線の車窓から海を垣間見たときの感激を今でも思い出す.今,こうして窓から見下ろしている清々しい風景が実にうらやましい.

<戸川方面を望む>

■豪華な朝食
 8時から朝食である.
 1階の食堂へ向かう.前菜のサラダはバイキング方式だが,その他は下の写真のようなセットメニューである.いかにも銚子らしいメニューである.
 もちろん,美味しく頂戴する.

<朝食>

<犬吠埼灯台>

■灯台全景
 9時頃,ホテルをチェックアウトする.
 今日も一日,息子の運転する自家用車で観光を続ける予定である.
 まずとりあえずは,すぐ近くにある犬吠埼の灯台を訪れる.
 昨日駐車した場所とほぼ同じところに自家用車を停める.目の前には真っ白な灯台が建っている.まずは灯台全景の写真を何枚か撮る.

<灯台全景>

■灯台の上からの眺望
 入場料300円/人を支払って灯台の施設内に入る.灯台内部には99段の螺線階段があるとのこと.こんな階段昇りたくないと言っている人は下で待ってて貰うことにして,灯台内部に入る.
 なるほど狭くて急な階段が続く.階段の周囲が分厚いコンクリートなので,何とも言えない圧迫感がある.
 階段を登り切ると,灯台を一周する吹きさらしの回廊に出ることができる.
 回廊からは絶景が見られる.
 回廊を一回りしながら,沢山の写真を撮る.
 足下では,荒波が磯に押し寄せて,ゴツゴツした岩礁で砕けている.その先には広々とした大海原が広がっている.水平線が確かに丸くなっているのが分かる.
 ここは本州の最東端.目の前の海の向こうはアメリカである.

<灯台の上から磯を望む>

■眼下に君ヶ浜
 回廊は半周すると眼下に朝日にテラされて明るい君ヶ浜が広がっている.昨日夕暮れ時に見た君ヶ浜とは,また違った感じである.
 君ヶ浜の先には緑に囲まれた銚子の市街地が見えている.
 ”良いところだな…”

<君ヶ浜を見下ろす>

■展示室
 灯台1階に隣接する展示室に入ってみる.
 展示室は灯台の周辺にへばりつくように作られているので,バウムクーヘンを一口サイズに切ったような形をしている.壁面に日本の灯台に関連するいくつかの資料が展示されている.
 本当はユックリ拝観するに越したことはないが,ガチャ眼の老眼では,すぐに疲れてしまい,長居は無理である.

<展示室の内部>

■別棟の展示館に入る
 続いて,犬吠埼灯台資料展示室という別の建物に入ってみる.
 入口から中に入ると,又その先に入口がある.風雨が吹き荒れているときでも展示室内部に風雨が吹き込まないように工夫されている.

<展示館の入口>

■とてつもなく大きな光源
 展示室の中央にとてつもなく大きな光源が飾ってある.目測で高さは4~5メートルもあるだろうか,レンズに覆われた光源の大きさにビックリする.灯台の光源がこんなに大きなものとは知らなかった.
 この光源を見た瞬間,なんとなくウルトラマンを連想する.

<灯台のランプ>

■犬吠灯台から地球展望台へ
 犬吠埼展望台の見学を終えて,9時30分,展望台駐車場から発車,次の目的地である地峡展望台に向かう.海沿いの道から,丘の上を目指して,ちょっとしたつづら折りの坂道を登る.
 9時35分,地球展望台駐車場に到着する.
 駐車場から,40~50メートルほど坂道を登ったところに日比友愛の碑と地球展望台の建物がある.
 
<日比友愛の碑と地球展望台>

■案内地図 (案内板から引用)


■竹下夢二歌碑
 駐車場は,展望台の建物よりは随分と下の方にある.辺り一帯は公園風に整備されている.この辺りは「地球が丸く見える丘ふれあい広場」と言うらしい.
 駐車場の一角に「高神小学校地跡」という案内標識が立っている.その脇の遊歩道を登る.
 途中に竹下夢二歌碑があるのに気がつく.ただ刻字されている字が達筆すぎてボンクラの私には全く読めない…が,竹下夢二が描いた美人画を彷彿させるナヨナヨしさや儚さのような雰囲気は充分に伝わってくる.

<竹下夢二歌碑>

■日比友愛の碑
 竹下夢二碑の先で道が二手に分かれる.右を辿ると日比有配の碑である.
 余談になるが…
 家内と婚約した頃,ここを訪れたことがある.あの頃は,後ろに見えている円筒状の建物,つまり地球展望台と称する建物はまだできていなかった.荒涼とした丘の上に,この碑がぽつんとあるだけだった.
 あの日も快晴だった.やや強い風が吹いていた.360度遮るものがなく,文字通り地球が丸いことを実感することができた.別に今山頂に聳えている建物を批判する気はさらさらないが,
 ”当時,ここから眺めた景観は素晴らしかったなあ…”
と独り静かに懐かしむ.

<日比友愛の碑>

■三角点
 折角だから地球展望館に入ってみることにする.
 日比友愛の碑のすぐ近くに出入口があるので,そこから入ろうとしたが,この出入口は閉まっている.そのため,猛威と度分岐点まで降りて,別の出入口まで登り替佐な刈ればならない.
 ”なんていうこった…!”
 私は口の中だけで愚痴を言う.
 フト気がつくと,足下に三角点が設置されている.
 「この十文字,正確に東西南北を表しているんだよ…」
とどうでも良いことを,同行の孫娘に教える.

<三角点>

■展望館からの眺望
 地球展望館に入る.入場料が結構なお値段なのに驚くが,折角ここまで来たんだから,という訳で中に入る.
 1階では土産品などの売店になっている.
 二階に上がる.ここは広々としたレストランになっている.この時間,オープンしているかどうか良くわからないが,脚は独りも入っていない.
 レストラン脇を通り抜けてテラスに出る.
 テラスからの眺望を楽しむ.
 さきほど眺望を楽しんだ犬吠埼灯台がかなり低い位置に見えている.地球が本当に丸く見えるかどうかは定かではないが,高いところからの展望は素晴らしい.

<展望館からの展望>

■地球展望台からウオッセ21へ
 10時13分,地球展望台の見物を終えて,駐車場から自家用車で出発する.
 次の訪問先は銚子漁港近くの水産物卸売りセンター「ウオッセ21」である.どこをどう通ったかは運転手の息子とカーナビ任せなので,私には良くわからない
 ほどなく銚子市街地に入る.そして,10時29分,ウオッセ21に到着する..

<水産物即売センター「ウオッセ21」>

■ウオッセ21地図
  ※ウオッセ21のHPより引用


■ウオッセ21に到着
 ウオッセ21の建物は随分と大きい.軒下に空色の大きな字で「ウオッセ21 水産物即売センター」と表記してある.
 ウオッセ21の建物の隣に,展望台のような高い建物が建っている.そういえば,先ほどの地球展望台の受付で,高いところから眺望を楽しむところが,もう1カ所あると言っていたのは,ここのことかもしれない.つまり,ポートタワーってここのことかな?
 ”でも,まあ,いいや…どうせあのタワーには,登る気はないから…”

<ウオッセ21の全景>

■ウオッセ21のゲート
 まずはとりあえず,建物の中に入ることにする.
 入口には「Wo’sse21 南GATE」と描いてある.
  ”Wo’sseって英語なの…?”

<ウオッセ21のゲート>

■ウオッセ21の店内
 建屋の中に入る.途端に魚の生臭い匂いが漂っている.この匂いがちょっと気になるが,すぐに鼻がバカになって,気にならなくなる.
 「…銚子といえば,卯の花漬けの魚,ひもの,刺身,海藻,ぬれ煎餅,……」
 私は同行の家内に銚子特有の海産物をたっぷり買うように促す.
 「(買い物が)いくら重くなっても,オレが背負って持つから…」

<ウオッセ21の店内>

■さようなら銚子
 10時52分,ウオッセ21の見物と買い物を終える.
 利根川の右岸沿いの道を端って,一旦左折,さらに右折,そしてまた右折して,11時08分,銚子大橋を渡る.
 私たちはこれから鹿島神宮に向かう予定である.

<銚子大橋を渡る>
                                                      (つづく)
つづきの記事
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(執筆中)
 
「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の前回の記事
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「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の次回の記事
(なし)

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 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
 また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.

 


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