<四十八瀬川河畔から丹沢表尾根と小田急電車を望む>
味覚の秋;丹沢山麓四十八瀬川散策と落花生収穫祭を楽しむ(1)
四十八瀬川散策
(五十三次洛遊会定例会)
2017年9月5日(火) 晴れ
<ルート地図>
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<渋沢駅から歩き出す>
■歩き出しは小田急線渋沢駅
久々に五十三次定例会に参加する.
10時00分,小田急線渋沢駅集合.参加者は約10名.女性の方が若干多い.参加者は高齢にも関わらず全員が壮健である.このグループの目的は,無理をせずにもっぱら歩くことにある.参加者の所作が若々しく見えるのは,平素から歩いているお陰だろう.
さて,今回のウォーキングは,地元在住のTNさんの案内で,渋沢付近の四十八瀬川散策と落花生収穫祭参加である.
まず最初は,四十八瀬川散策である.
衆望場所・時間は渋沢駅,10時00分である.
10時と言えば,何時もならば塔ノ岳山頂に到着している時間である.私は,朝の時間をもてあますが,途中でコーヒー店で時価を過ごすなど,あちこちで道草をして,集合時間10分前に渋沢駅に到着する…が,私が一番遅かったようである.
私が集合場所に到着すると,
「…これで(参加予定者の)全員がそろいました,では,出かけましょう…」
ということで,定刻7分前の9時53分に,渋沢駅前から歩き出す.
<渋沢駅集合>
■テニスコート脇から四十八瀬川岸へ
渋沢駅南口から,ほぼ小田急線の線路沿いに新松田駅方面へ向かう,途中,駐車場で一匹の猫がこちらを見ている.同行者の一人が,
「…FHさん!…猫! 猫!」
と教えてくれる.
「ありがとう…静かにして!」
と周りの人にお願いする.素早くこの猫の写真を撮る.
同行の皆さんは,私が旅の途中で出会った電車と猫の写真を必ず撮るのを,同行の皆さんがよく知っている.やっと撮った猫の写真を披露するが,まだ若い猫のようである.
道なりに歩いて,テニスコート脇を通る.
<出会った猫> <テニスコート脇を通過>
■急坂を下って四十八瀬川河畔へ
小田急線のトンネルが,このテニスコートの下通っている.さらにテニスコート先にあるきわめて急な坂道を下る.
下るのが恐ろしいほどの急坂である.
急坂を下ると四十八瀬川河畔である.これまでの住宅地から一変して夜襲豊かな風景が広がる.北の方向に丹沢山塊の表尾根が聳えている.澄み切った青空にナウの名残の積雲がもくもくと立ち上っているのが見える.
丁度そのとき,小田急電鉄の急行電車が目の前を通過する. 猫の電車の写真は無条件に写真を撮ることにしている私はもちろん電車の写真を撮る(冒頭の写真).これで今日は早々と猫と電車の写真を撮ることができた.実にラッキーである.
<急坂を下って,四十八瀬川河畔へ>
<四十八瀬川川岸を散策する>
■大山が聳えている
四十八瀬川の河川敷を新松田方面に向かって下る.日本の轍のある草道である.私は何の脈略もなくヘルマンヘッセを連想する.
振り返ると,威風堂々の大山が聳えている.
小田急電車の線路の向こうに府川○○の白い建物が見えている.私が何時も電車の中から見ている建物である.電車がこの建物の脇を通過すると,
”もうそろそろ渋沢駅に到着するな…”
と思いながら,電車から降りる準備を始めることにしている.
余談になるが…
私の教え子に,この府川○○と同じ名前の会社に就職した学生がいる,もう十数年前の話だが,ひょっとして,彼はここにつとめているのかなと,ここを通過するとき何時も頭の片隅で思っている.
<大山が聳えている>
■踏切を渡る
10時55分,小田急電鉄の踏切を渡って,住宅地の中に入る.少し急な上り坂が連続する.たちまちのうちにグループの列が乱れ始める.
前方を行く数名の方々は,遅れた方々のことなど全く気にとめないでドンドンと先に行ってしまう.ここは平地で市街地も近いところなので,余り心配する必要もないが,もし登山ならばたちまちのうちに遭難間違いなしである.正直なところ,私は内心ではかなりの苛立ちと危機感を持つ.
”もう少し集団としての行動をトレーニングしないといけないな…”
とつくづく思う.このままでは,たとえ里山であっても,とてもではないが登山はできそうもないな…
<小田急電車の踏切を渡る>
<菖蒲の住宅地を歩く>
■…とある神社
少し長い坂道を登り切ると,神社がある.神社の鳥居に神社の名前が書いてある扁額取り付けてあるが,はっきりと読めないので,ここでは「…とある神社」ということにしておこう.
境内はそれほど広くはないが,立派なお社が建っている.
神社の前で,小休止.案内役のTNさんが,一同に水を飲むように注意する.
神社から先も,しばらくの間は住宅地内の道がつつく.
<…とある神社>
■東光院
11時21分,東光院入口に到着する.入口から数十段の階段を登ったところに本堂があるらしい.ここは参拝せずに通過する.
私はガイド役のTNさんにお断りして,階段を大急ぎで駆け上がって,本堂の写真を撮る.まだ新しくて立派な建物である.寺の由来など全く分からないが,曹洞宗の寺のようである.
私は写真を撮ってから,すぐに一行の後を追う.東光院前の道はすぐに少し広い道に突き当たる.突き当たりを右折して,なだらかな坂道を下る.
<東光院本堂>
■上秦野神社
11時24分,進行方向右側へT字型に道路が分岐している.右折してこの分岐路に入る.ちょっと急な上り坂が暫く続く.日差しが大分強くなっているので蒸し暑くなっている.一同日陰を選びながら,ごくゆっくりの速度で登り続ける.
5分ほどで急坂を登り切る.その後はごく緩やかな上り勾配の路が続く.
11時35分,上秦野神社の参道に到着する.参道入口には大きな鳥居が立っている.そこから数十メートル先に数十段の階段があるのが見える.どうやらこの階段の上に社殿があるようである.
グループとしては,上秦野神社の参拝は中止するが,令によって,私は案内役にお断りしてから,単独で階段道を駆け上がる.
案の定,石段の上に立派な境内があり,その突き当たりに立派な神社が建っている.境内には人の気配はなくひっそりと静まりかえっている.
ごく簡単に参拝を済ませ,先行しているグループを追いかける.
<上秦野神社>
<四十八瀬川を渡って堀川へ>
■急坂を下る
上秦野神社前の道路を暫く歩いて三叉路に突き当たる.ここを右折して急な下り坂の路に入る.前方の山にある住宅地が良く燃えている.
上り坂で四苦八苦していた方々も下り坂になるとやけに身軽になる.
<急坂を下る>
■四十八瀬川を渡る
11時40分,上地区乗合自動車のバス停甘柿橋に到着する.バス停の時刻表を覗く.どうやら1時間に1本程度のバス(かな?それともバンのような車?)の便があるようである.
バス停のすぐ先にある四十八瀬川に架かる橋を渡る.多分,この橋の名前はバス停の名前と同じ甘柿橋と言うのだろうと思うが,確認をするのを忘れた.
<四十八瀬川を渡る>
■左岸沿いの堤防路
橋を渡ってから,左岸沿いの堤防路を川上に向かってゆっくりと歩く.日陰で草道の素晴らしい散策路が続く.
”これは素晴らしい…!”
数分の間,濃さ路を遡る.
<四十八瀬川左岸沿いの草道を遡る>
■泉秋寺入口
草道の途中で右折して,上り坂に入る.ちょっときつい坂道を登り切ると堀川の集落に入る.やがて舗装道路に突き当たる.右折する.今度は緩やかな下り坂になる.この下り坂はすぐにバス道路に突き当たる.突き当たりを左折する.
12時26分,泉秋寺入口を通過する.
入口から奥を覗いてみると,どこに本堂があるのか入口では分からない.もし目に見える範囲にこの寺の本堂が見えるのなら,是非,写真を撮りたいなと思うが,一寸目には,どこに本堂があるのか分からない.君子危うきに近寄らずではないが,本堂の写真撮りはやめにしておこう.
<泉秋寺入口>
■バス停堀川
なだらかな下り坂が続くが,やがてバス通りに突き当たる.突き当たりを左折して,ほんの1~2分歩いて,12時41分,バス停堀川に到着する.
<バス停堀川>
(つづく)
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(四筆中)
「丹沢の山旅」の前回の記事
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味覚の秋;丹沢山麓;四十八瀬川散策と落花生収穫祭を楽しむ(1)
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