＜蛇尾川を渡る＞
奥州街道（白河の道);第4回;1日目(1);大田原宿から歩き出す
（クラブツーリズム）
２０１７年５月１７日（水）～１８日（木）
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/af01d19610246983212f822ee2936c5b
＊＊＊＊＊＊＊＊第４回の概要＊＊＊＊＊＊＊＊
■対象となる歩行区間
下の地図の通り，奥州街道の内，1泊2日で大田原宿から芦野宿までを歩く．
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■第４回全体図
第４回は，初日に大田原宿から鍋掛宿まで歩く．2日目は間部掛け宿あら・越堀宿から芦野宿まで歩く，
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１日目；２０１７年６月１７日（土）
＜ルート地図＞
■１日目全体図 
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■大田原宿詳細図
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＜上野駅へ＞
■早めに自宅を出発
月日の経つのは速いもので，奥州街道の旅もいよいよ4回目を迎える．第3回目のブログ記事をつい先日書き終えたばかりなのに…
奥州街道の旅も，今回を終えると，もう次の回で完歩となる，これで五街道全行程を踏破する日も間近になった．
”そろそろ次に旅を考えなければ…”
私は，捕らぬ狸の皮算用ではないが，もう奥州街道の次のことを，何となく考えながら，5時10分に自宅を出発する．
集合は上野駅公園口に8時00分である．
私の家は鎌倉，いくら上野から鎌倉が遠いと言っても，出掛けるのがとんでもなく早すぎる．そんなことは”百”も承知だが，毎週土曜日になると4時10分に自宅を出発して塔ノ岳詣でをしている私には，朝の時間が遅いのがどうしてもダメなのである．
”早く上野に着いたって良いさ…上野駅構内の食堂でユックリ朝食を摂ってから，上野公園をブラブラ散策することにしよう…”
…という訳で，自宅近くの湘南モノレール駅脇のコンビニでちょっとした副食物と飲み物を購入してから湘南モノレールで大船へ．大船からは上野東京ラインの電車に乗って，6時25分に上野駅に到着する．
集合時間までに1時間30分ほどある．シメシメ，これでユックリできるぞ！
■上野駅構内で朝食
まずは朝食を摂ろう！
奥州街道の旅を始めてから，上野駅構内を彷徨いてみる機会が増えている．その結果，公園口に隣接する「ロ」の字型のコンコースに沢山の飲食店があって，かなり早い時間から営業を開始していることが分かった．他の駅と比較するのは好ましくないかも知れないが，東京駅構内の飲食店は概して上野駅構内の飲食店寄りを単価が高いお店が多いような気がする．それに比較してここ上野は500円硬貨一つでお釣りがくる店が結構多いので助かる．それに単価が安い上に結構素敵なメニューの食事が多いのが嬉しい．
時間がタップリあるので，何軒かの飲食店のメニューを見て回る．胃袋の容量に限りがあるので，あれこれと食べるわけにもいかないので，結構慎重に選ぶ．2回細コンコースをグルグル回ってから，今回は和食にしようと思う．
店に入る．
若い男性の店員が，キビキビと動き回っている．
「…お好きな席に座って下さい…」
と私に促す．
ここの店は，主菜1品，副菜2品だけ好きなものを選ぶシステムである，私の選んだメニューは下の写真の通りである．これで500円玉を出すと，なにがしかのお釣りがくる．
勿論，私は大満足である．
＜500円でお釣りがくる朝食＞
＜上野公園散策＞
■不忍池
朝食を終えて，公園口から餌野の外へ出る．
集合時間の15分前に，集合場所にもどるとしても，まだ30分以上の時間がある．私は，この30分の時間を利用して，上野公園を軽く一廻りしようと思う．
私は極々幼少の頃，池之端七間町（字が違うかも知れない）という所に住んでいたことがある．また，戦後から大学生になった頃まで，上野公園近くから都電に乗って母の実家があった駒込まで何回も往復したことがある．それも茫々の昔のこと，今となっては都電の駅がどの辺りにあったのかも全く分からない．
私は幼児の頃，電車を見るのが好きだった．良く母親に連れられて，上野駅のホームが良く見えるところから，電車が発着するのを飽きもせず眺めていた，その頃の情景は今でも鮮明に覚えているが，一体何処から見下ろしていたのか，今となっては全く検討も付かない．
そんな下らないことを回想しながら，不忍池付近までブラブラ歩きを楽しむ．
＜不忍池＞
■集合場所へ
”そろそろ集合場所へ戻らなければ…”
ということで，同じ道はなるべく通らないようにして，集合場所である上野公園駐車場に向かう．
集合場所には，沢山の高齢者が集まっている．旅行会社の社員が駅の改札口から駐車場へ向かう道路端に何人か立っていて，参加者の道案内をしている．駐車場縁の金網に沿って，何人かの受付係が参加者の到着を待っている．どうやら今日は私たちの他に，房総方面や信州方面に向かういくつかのツアーが，私たちとほぼ同じ時間に出発するようである．
私は，勿論奥州街道の受付に向かう．すでに顔見知りになった何人かの方々が受付を住ませて居られる．案内人の講師の先生もすでに到着されている．今回の添乗員はちょっと小柄だが恰幅の良い女性である．ＭＩさんという．
7時50分頃，私たちが乗車する専用バスが駐車場に到着する．添乗員の案内でバスに乗車する．今回の私の席は後ろの方の6列目通路側である．参加者は25人．なかなかの盛況だ．男女比は？ 大体3対7から４対６ぐらいかな．ここでもやっぱり女性が言い．
＜出発点の大田原宿へ＞
■大谷ＳＡ
定刻5分前の7時55分，私たちを乗せた専用バスは，上野駐車場から発車する．小さなナ専用バスなので満席．少々窮屈感があるがやむを得ない．
バス運転手の挨拶に続いて，添乗員，講師の順に挨拶がある．添乗員の女性は，源氏一杯ですと大声で自己紹介と注意事項の説明をする．続いて講師から今回のコースの概要や見所の説明がある．
そうこうしている内に専用バスは高速道を一路北へ向けて走っている．どうやら渋滞もなく，私たちを乗せた専用バスも快調に走り続けている．
9時34分，最初の休憩場所である大谷ＳＡに到着する．ここでトイレ休憩．
トイレには特段に行きたいとは思わないが，とにかく専用バスから下車する．
トイレ序でに売店を一廻りするが，とくに何を買うというわけでもなく，適当に時間を潰して，専用バスに戻る．
■前回の終点「木村屋」
休憩を終えて，9時48分，私たちの専用バスは大谷ＳＡを発車する．
高速道路では，大した渋滞もなく，10時04分，高速道路から一般道に降りる．車窓から遠くにうねうねと続く山並みが見えている．手前には水田が広がっている．長閑で美しい風景である．
10時23分，中北交叉点を右折する．そして，10時25分，東北新幹線のガードを潜り，さらにその先の川を渡る．
10時30分，那須塩原市に入る．その後すぐ実取入口交叉点を通過し，10時35分，交叉点を左折，またすぐに美原交叉点を右折して大田原に入る．
10時40分，神明町交叉点を通過して，10時45分，龍城公園駐車場に到着する．ここで専用バスから下車する．
前回，第3回2日目の終点，木村屋は直ぐ近くに位置している．
＜龍城公園駐車場＞
＜大田原宿から歩き出す＞
■まずはストレッチ
駐車場の広場で，講師の温度でごく軽いストレッチを済ませる．
旅行社から借用したトランシーバを耳に当てて，10時52分，駐車場から歩き出す．
また例によって，要領の悪い私はグループの最後尾に付いてノコノコと歩くことになる．
”どうして，いつも要領が悪いんだろう…”
と頭を捻るが，不思議である．
＜龍城公園の駐車場で下車＞
■蛇尾川を渡る
歩き出してすぐに蛇尾（さび）川に架かる蛇尾橋を渡る（冒頭の写真）．橋を渡ってすぐに黒羽道を分岐する．この黒羽道を進むと那須神社がある．
私たちは奥州街道に沿って北上する．
いよいよ第1日目の旅が始まる．
＜蛇尾橋＞
（つづく）
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（執筆中）
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