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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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福島観桜の旅;第1日目(3);花の谷コースを一廻り

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                                                            <花の谷コースからフフ志摩市内を望む>

         福島観桜の旅;第1日目(3);花の谷コースを一廻り  
            (塔ノ岳常連グループ)
        2017年4月17日(月)~18日(火)
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  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/2b2e95e101040fe0875803c47c4c58f5

<ルート地図>


←クリック拡大


<花の谷コース>

■花の谷コースへ
 花見山公園入口からバス停方面に向かう途中で,ONさんが,
 「…折角だから花の谷コースへ行きましょう…」
と提案する.
 案内図を見ると,なるほど花の谷コースというのがある.ちょっと面白そうである.どうせ時間もタップリあるし,
 「では,花の谷コースを一廻りしましょう…」
と衆議一決.
 早速,花見山公園入口前から進行方向右手の舗装道路に入る.ここが花の谷コースの入口である.入口には大きな立て看板が立っている.この立て看板に書かれている大きな矢印通りに歩く.
 道路の左手には桜の花に囲まれた遊園地がある.素晴らしい所だ.
 花の谷コースに入った途端に,観光客の姿は殆ど見かけなくなる.至って閑静である.

<花の谷コースの入口>

■花見山が見える
 今までの花見山とは桁違いに閑静な道をノンビリと歩く.緩やかな登り坂である.途中にタクシーの駐車場がある.数台のタクシーが客からの呼び出しを待っている.
 タクシーの駐車場を過ぎると.立派な歩道道路にもかかわらず,ほとんど車が通る気配がない.
 ”ならば…”
ということで道幅一杯に広がったままユックリと坂道を登り続ける.
 進行方向右手には,先ほど登った花見山が見えている.全山桜の花で埋まった花見山は実に美しい.

<進行方向右手に花見山が見える>

■桜の急坂を登る
 やがて,登り坂がちょっと急になる.
 私達は他愛のないお喋りをしながら,この急坂を登る.
 急坂って…!?
 パンフレットに「急坂」って書いてあるので,当ブログでも急坂と表現したが,平素,丹沢の塔ノ岳を往復している私達にとっては,単なる水平道にしか思えない(こんなこと言うとキザかな).


<急坂をノンビリと登る>

■桜の向こうに福島の市街地
 花の谷コースを10分ほど歩くと,このコースで一番高い所に到着する.ここから,眼下に素晴らしい風景が広がっている.手前に満開の桜が見えている.
 余りに素晴らしいので,ここで自然に立ち休憩を取る.

<素晴らしい眺望が広がる>

■桃源郷のようなレストラン
 ここから先は緩やかな下り坂になる.
 一番高いところから200メートルほどゆるやかな坂を下ると三差路の突き当たる.三差路に「佐左エ門」と書いた看板が立っている.
 「…食事ができるかも知れない.ちょっと行ってみましょう…」
ということで三差路を右折する.
 三差路からちょっと急な登り坂を50メートルほど登った左側に「佐左ェ衞門」がある.桜の花に囲まれた素敵なただずまいのお店である.でも開店しているかどうか分からない.道路から店を覗き込んでいると,丁度店の前に居られる店主らしい男性が,ここは土日だけの営業で,今日は休業中だが,店先で休んでも良いとのこと.
 なるべく早く食事をしたい私達は,折角のお誘いをお断りして,三差路まで戻る.
 ”それにしても,あの店のただずまいは最高だったなぁ~”

<素晴らしいただずまいの「佐左ェ衞門」>

■春の色とりどり
 ゆるやかな下り坂の道をノンビリと歩く.綺麗な舗装道路だが,自動車はおろか,私たち以外の歩行者もほとんど居ない.
 たまたま出会った初老の男性が,
 「…皆さん,丁度良いときに来られましたね.今日が最高ですよ.日曜日は風が強くて大変でしたよ.それに後2~3日で(桜は)散っちゃうでしょうね…」
と話しかけてくる.
 この男性は地元の方のようである.
 「この前の日曜日は大変な人出でしたよ…今日は空いていて良かったですね」
とのこと.

<春の色一杯の散策路>

■石塔2基
 進行方向右手に大きな石塔2基が並んで安置されている.大きい方は南無妙法蓮華経と書かれた題目碑のようである.刻字の減り具合から,多分,多少古いもののようだが由来は全く分からない.
 小さい方の石塔は上部が欠けたののをセメントで接着してある.この石塔が何かは全く分からない.
 後ろで咲き乱れる菜の花の黄色や後ろの森と2基の石塔の組み合わせに,日本の田舎風景の原型を垣間見たような気分になる.
 ”この風景,水彩画にしたいな…”

<石塔2基>

■花一杯の庭
 バス停に近付く道路の両側に店や家屋が並び始める.観光客も増え始める.どの家も広々とした庭がある.庭には色とりどりの花が咲いている.
 紫色,黄色,それに桜のピンクが素晴らしい庭に見とれる.ここで見物のために,少々,立ち休憩をとる.

<花に見とれて立ち休憩>

<路線バスで福島駅へ>

■花見山バス停
 13時40分頃,もとのバス停に戻る.
 ちょうど福島駅行のバスが到着している.すぐにバスに乗車する.私は何とか座れたが同行の皆さんの客観は立ち席である.バスはかなり混雑している.
 13時46分,バスはバス停花見山を出発する.

<富木島駅行のバス車内>

■福島駅到着
 14時02分,私達が乗車したバスは福島駅に到着する.
 多少の土地勘のあるSTさんが,
 「駅ビルに蕎麦屋がありましよ…」
と言う.私達はSTさんの後に付いて駅ビルの複合施設S-PALに入る.
 バスが到着した側には,適当な食事処が見当たらないので,地下通路を通って,駅の反対側に出る.

<福島駅に到着>

<遅めの昼食は蕎麦>

■駅構内の蕎麦屋
 たまたま,目に付いた蕎麦屋に入る.店の名は確かめられないが,まあ,いいか.
 随分と遅めの食事になったが,席に座って一安心.
 ”やっと昼食にありつけるぞ”
 全員が「ざる蕎麦」を注文する.
 蕎麦が茹で上がるまでの時間を利用して,リーダーのMGさんから,これからの予定について説明がある.

<やっと蕎麦屋に入る>

■昼食はざる蕎麦
 昼食は600円也の「ざる蕎麦」である.下の写真のような蕎麦である.ちょっと塩気が強い漬物が付いている.
 食事後,そば湯を頂戴する.
 1日ブラブラ歩いたためか,身体が塩分を欲しがっている.そば湯で薄めながら,結局,タレを全部飲んでしまう.
 昼食を済ませたら,福島交通の電車に乗って飯坂温泉まで移動する予定である.

<遅めの昼食はざる蕎麦だ>
                                     (つづく)
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(執筆中)

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「北海道・東北」の旅の次回の記事
(なし)

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