趣味三昧;セピア色の画集;キナバル山追想
(書き殴りのスケッチ集より)
2016年8月13日(土)
1週間ぶりに塔ノ岳に登った.
ところが,往路の電車で,小田原駅で下車するはずが,2駅先の根府川まで寝過ごしてしまった.こんなこともあって,塔ノ岳山頂まで登らずに手前の花立山荘まで登ったところで引き返してしまった.
今回の塔ノ岳の記録は,明日までに整理して,ブログに投稿するつもりである.
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塔ノ岳から帰宅後,まずはシャワーと風呂.そして夕食後,やっと落ち着きを取り戻す.
少々時間があるので,その辺に散らかっている描きかけの絵やスケッチの整理を少しばかり進める.
なかば「没」として放置していたスケッチ画の中の1枚が冒頭のキナバル山スケッチである.
今から13年前,アトラストレック社主催のキナバル山ツアーに参加した.標高4,000メートルを越える山に初めて登った山である.
このキナバル山に登ったことがキッカケで,私は海外の高山へ出掛けるようになった.
そんなキッカケを作った山のスケッチを捨ててしまうのが急に惜しくなったので,暫くはこのまま保管しておくことにした.
このスケッチは,キナバル山山麓の山小屋に宿泊した朝,初めてキナバル山を全容を眺めて感動しながら画いたものである.この絵をスケッチしながら,雄大なキナバル山を見上げたときの感動がどうも上手く画けていない気がしてしまい,「嫌いだ…」というレッテルを貼ったまま放置していた.
でも,あれから13年.
今,この嫌いだった絵を改めて見ると,やっぱりあの時のことを鮮明に思い出すことができる.
”下手くそな絵でも,時が経つと感動を与えることがあるな…”
改めて絵が持つ不思議な魅力に感心する.
(おわり)
「セピア色の画集」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a3990ef602c07175d067046d9e7d274a
「セピア色の画集」の次回の記事
(なし)
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