<学士会館>
久々の上京;緊張しながら西洋料理を味わう
(元勤務先の懇親会)
2016年5月11日(水) 曇
■会場の学士会館へ
今日は天気予報では雨の筈が,予報が外れて雨にはならなかった.
私は久々に背広とネクタイのサラリーマン制服を着て上京する.元勤務先の懇親会に出席するためである.
会場は東京一橋にある学士会館.ちょっと格式のある場所である.
この会館は学士会のもの.学士会に入る資格を持つ人は,旧帝大(京城帝大,台北帝大を含む)およびその流れを汲む国立七大学(北大,東北大,東大,名大,京大,阪大,九大)の卒業生である.
懇親会のメンバーのどなたかが学士会の会員であることから,ほぼ年に一回,ここで懇親会が開かれている.
<学士会館入口>
■グルメを楽しむ
例会は12時から始まる.会長の挨拶後,西洋料理を楽しみながらの一時を過ごす.
年々歳々,出席者の高齢化が進んでいる.そのためか,病気の話題がだんだんと増えているのはやむを得ない.
料理一式を記録に残そうと思っていたが,食べる方に夢中になってしまい,あまり良い写真は撮れなかった.
でも今日の料理の雰囲気ぐらいは記録に残しておくことにしたい.
なお,私は下戸のため,アルコール類の写真を撮るのを忘れたが,ビール,学士会のラベルが入ったワイン,紹興酒など飲み放題である.
■東京駅までブラブラと…
14時40分頃,集合写真を撮ってお開きになる.
私は東京駅までブラブラ歩きを楽しむ…が,強い風に吹き飛ばされそうになる.
田舎者の私には,東京駅までの道順など全く分からないが,適当に見当をつけて,風に逆らうようにして歩く.
大きなビルが建ち並ぶ風景を久々に眺める.
”そういえば,サラリーマン時代の一時期に,鎌倉から丸の内まで通勤していたことがあったなぁ~…”
私は過ぎ去った茫々の昔のことを懐かしく思い出す.
<ビル群を眺めながら> <噴水の脇で…>
■格好いい建物に惚れ惚れ
東京駅までの途中で,お堀端に立つオシャレで格好良い建物を見つける.
思わず写真を撮る.どこの建物だろう…
この素晴らしい建物を見ていると,後ろにせせこましく建っている大きなビルが醜悪なものに思えてくる(こんなこと書くと差し障りがあるかな…飽くまで私見).
この洒落たビルの向こうに森や青空が広がっていたら素晴らしいだろうなと想像する.
”そうだ! このビルを水彩画にしてみよう.そのときはビルの後ろに森と青空,それに白い雲を浮かべて画こう…!”
私はどうせ画けないに決まっているのに,余計な想像を重ねる.
<お堀端で見かけた素敵な建物>
■夕方帰宅
途中から地下街に入る.
地下街をうっかり歩くと,どこを歩いているのか分からなくなるので,ちょっと緊張する.
”今,右へ曲がったぞ…だから東京駅はあっちの方だな…今度は左にしか行けないか.だとすると東京駅はこっちだな…”
という具合に絶えず思案しながら歩く.
漸く,地下鉄丸ノ内線の東京駅に辿り着く.
東京駅の中を遠くまで歩くのが面倒なので,横須賀線の電車を利用して,夕方帰宅する.
このところ展覧会や田舎の法事などのために,かなりの散財をしている.
”グルメもそろそろ止めなければ…”
と思いながら,夕方帰宅する.
(おわり)
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