香港トレイル50km大踏破;エピローグ(1);帰国後の慌ただしい毎日
(アルパインツアー社)
2016年1月28日(木)~2月1日(月)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/cf0f6fe3f94641e4f2d792e26157c735
<旅は終わった>
帰国後第1日目;2016年2月2日(火) 晴
■まずは洗濯
まずは,鞄の中から旅行中に着ていた衣類を引っ張り出す,汗臭い.物凄い悪臭.全部を洗濯機に放り込んで洗う,これで旅行で浮かれていて気分も一緒に洗い流す.
余談だが…
たった5日間の短い旅だったので,荷物の量はそれほど多くはない.この度の同行者のなかでも,多分,私の持ち物が一番少なかったのではないかと思う.
それでも,こうして洗濯物を洗濯機に入れてみるとかなりの量になるのに驚く.我が家の古い洗濯機は,小一時間も掛けて,せっせと洗ってくれる.
■まずはPCの電源をONに…
今日からは平常通りの生活に戻さなければならない.
でも,その前に,旅行中に移した写真やら,メモ帳やらの整理をしなければ…ということでPCの電源をONにする.
昨夜の段階でも数百通あった未読のメールがさらに数十通増えている.その内の60パーセント以上はどうでもいいPRのメールである.私から見て,どうでもいい発信元は,片っ端から迷惑メールにリストしているが,着信メールの数が中々減らないので往生する.
メールの表題だけを見て,片っ端が削除する.ときどき大切なメールを削除しそうになり,ドキッとする.
ついで,旅行中に撮影した写真が入っているSDカードをカメラから取り出して,PCの外付けHD2台にコピーする.さらに日付順にインデックスプリントしてみる.A4の用紙1枚に写真15コマをインデックスする.
日付順にプリントしてから,旅行中に記録したノートの記事と見較べながら,楽しかった旅を思い出す.これも旅の醍醐味の一つである.
(以上の記事は再掲)
<旅の記録>
帰国後2日目以降;2016年2月~3月
■多忙な身辺
まずは自分自身の身辺の雑務が第一優先である.本当は一刻も早く香港の旅で撮りためて写真や資料の整理やブログ記事を纏める作業をしたいのだが,なかなか身動きがとれない.
まず大至急仕上げなければならないのが某大学関係の調べ物である.私も研究員の端くれである.それなりの業績を残さなければ男が廃る.これは第一優先.
ついで,老骨の検査である.
塔ノ岳に登っている私を見て,私が健康優良児だと誤解している人も多いが,私も結構な病気持ちである.いささか個人のプライバシィに抵触することなので,詳しくは掛けないが,私は昔からの胆石持ちである.これまではサイレントストーンとやらで,件(くだん)の胆石にも静かにして貰っていたが,どうもこの頃,胆石が蠢き始めた嫌いがある.
ときどき胃痛に悩まされることがあるが,この痛みはどうやら胃に起因するものではなく,胆石が悪さをしているのではないかという井氏の見方である.それ以来,私は定期的に近所の医師の所に通っている.帰国後2日目の2月3日,私は近くのかかりつけの医師の診断を受ける.そして胃カメラの予約をする.
帰宅後は,来る5月に開催予定の某美術協会に出展する予定の水彩画の制作に専念する.
その数日後,故郷の姉が亡くなった.
帰国後10日目に,私は姉の通夜,告別式に参加するために,故郷の信州に帰った.実に悲しいことだが,これまた生きるものが持っている必然の運命である.
春なお浅い故郷の信州の自然に接し,永遠の眠りにつくんだったら,やっぱり自然が美しい信州が良いなと思い始める.
■旅日記を何とか書き終える
そんなこんなの毎日が慌ただしく続いたが,その合間を見ながら,この香港旅行記を纏めてきたが,3月19日に,ようやく香港の旅日記を書き終えて,当ブログに掲載した.実際の旅を終えてから,書き終えるのに,実に2ヶ月近くも要したことになる.毎度のことながら,自分自身の遅筆に呆れるばかりである.
まあ何はともあれ,何とか香港の旅日記を書き終えて,ホッとしている,万歳!
■某大学関係の仕事
3月23日,私が昨年4月に現役復帰した大学の定例研究会が開催される.
私は錆着いた脳味噌をかき混ぜながら,この研究会を,なんとか乗り切る…が,身体に妙な疲労感が残ってしまう.
”オレも,だいぶボケたな…”
というのが率直な感想である.
<有り難いお誘い>
■アルパインツアー社からのお誘い
有り難いことに,アルパインツアー社の旅でお世話になった何人かのツアーリーダーの方々から,次の旅へのお誘いメールを頂戴する.もし自分がお誘いする立場なら,私のように片足を三途の川に入れているような老人に,お誘いのメールなど発信する気にならないだろう.そう考えると,とにもかくにもお誘いメールを中大できるだけでも幸せだと思う.
私も事情が許せば,それこそ連続して海外の山の旅を続けたいと思う.ただ躊躇する理由は二つある.
その一つは,何といっても自分の年令である.いくら元気だといっても,あちこちの部品は年相応に劣化しているに違いない.だから旅先で不測の事故を起こして同行の皆様に迷惑がかかるかもしれない.このことが最大の悩みである.
次の悩みは,何といっても資金である.
いくらビンボーな年金暮らしでも,多少の蓄えはあるが,この蓄えをあの世に旅立つときに丁度使い果たすように上手くスケジューリングできれば申し分がないのだが,そこは良くしたもので,自分が何時あの世に旅立つのか,その正確な年月がサッパリ分からない.だから,蓄えを上手く使い果たすというのも至難の業である.そうは言っても,
「…お前さんは,××××年××月××日××時××分に死ぬことが決まっている」
と宣告されてしまうのも嫌である.
明日かも知れないが,5年先かも知れない…あるいは10年先かも知れない…というように,Xデーが漠然としていた方が有り難い.
放しが思わぬ方向に飛び火してしまったが,元へ戻そう.
■茶馬古道の旅世界遺産の古都・麗江からシャングリラ,梅里雪山ハイキング
アメリカ,ノルウェーの山旅でお世話になったツアーリーダーのIBさんからのお誘いである.
今年5月24日から5月30日までの期間である.お値段はマアマア…私でも手が届く範囲である.
ただ,いくら何でも3月に香港の旅をしたばかり,そんなに頻繁には海外へ出掛けられないし,某美術協会の展覧会とも重なっているので,残念ながらパス.
■インドヒマラヤ・ガルワール山群の聖地と好展望の尾根ハイキング
ノルウェーの山旅でおせわになったアルパインツアー社KYさんからのお誘いである.KYさんとは,是非,一緒に旅をしてみたいなと思っている.
こちらも5月22日から6月1日まで.お値段はマア,マア.私でも手が届く範囲である.
ただ,残念ながら,こちらも某美術協会の展覧会と重なる.
う~ん…残念!
■世界遺産サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道130kmを歩く12日間
こちらは香港トレイルのツアーリーダーHK三からのお誘いである.
この巡礼道は私も是非歩いてみたいなと思っている所である.
こちらの5月21日から6月1日まで.時期的に参加は無理.お値段はちょっと高いので,かなりの算段が必要である.
…ま,そんなわけで残念!
■デナリ国立公園深部キャンプデナリ滞在と氷河クルーズ8日間
こちらのHK三からのお誘いである.
期間は6月30日から7月7日.時期的には参加可能.お値段が少々高くて,参加はちょっと無理.
デナリ国立公園は,現役時代に2日間滞在したことがある.
う~ん….残念ながらパスだな.
(つづく)
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(執筆中)
「香港トレイル50km」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/66e122691315c1628f0ac6b16c47b250
「香港トレイル50km」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0c78d4a15e2d1fb5ee7dd88c5d0bad50
お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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