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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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香港トレイル50km大踏破;第4日目(4);北京料理・第4日目の総括

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  香港トレイル50km大踏破;第4日目(4);北京料理・第4日目の総括
           (アルパインツアー社)
      2016年1月28日(木)~2月1日(月)
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  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/869d39066cffa6168afd14e4969c4c76

第4日目;2016年1月31日(日) (つづき) 曇・強風

<香港最後の夜のお散歩>

■ロビー集合
 17時20分,集合時間10分前に集合場所のロビーに降りる.
 私とほぼ同じ時間に,期せずして全員が顔を揃える.
 「…今回は皆さん,(集合時間より)随分と早く集まられるので,私も早く降りてきました」
とどなたかが言う.
 現地旅行社のJDさんが案内役である.
 今回はレストランまで歩いて行くとのことである.

■賑やかな街並み
 17時25分,JDさんを先頭に,ホテルを出発する.はぐれて迷子にならないようにするのが精一杯である.
 歩き出してすぐに何処をどう歩いているのかサッパリ分からなくなる.大まかに言えば,どうやら九龍を北北東の方向に歩いているようである.
 それにしても華やかな街並みである.
 歩き出して10分ほど経過したときに,道路の両側に赤い提灯(かな?)がズラリと並ぶ通りに入る.道の両側には洒落たビルが建ち並ぶ.

<赤い提灯が並ぶ洒落た街並み>

■ちょっと異質な感じの巨大ビル
 提灯の通りを抜けて,右折,左折をするうちに,巨大なビルが並ぶ広い通りに出る.私には,勿論,何処を歩いているかは分からないし,今更,市街地で地図を出して現在地を確かめる気にもならない.
 ”これでは,一人でホテルまで帰るのはちょっと大変だな…”
と臆病者の私は観念する.

<巨大ビルが立ち並ぶ街>

■北京料理店に到着
 どこをどう通ったかは全く分からないが.17時43分,とあるビルの前でJDさんが立ち止まる.そして,ちょっとたどたどしい日本語で,
 「みなさん,ここですよ…北京料理店に到着です.あとに付いてきて下さい…」
という.
 入口には,「徳盃(注)金」と書いてある.あるいは左から読んで「金盃徳」かな? 右から読むのか左から読むのかハッキリしないが,ここは香港.だから右から読むことにしておこう.
 (注)「盃」は当て字.正字には「不」冠に「水」.この正字は,ATOKの辞書には収録されていない.

<北京料理店に到着>

<やっぱり美味しい北京料理>

■丸いテーブル2台
 店内に入る.奥まったところにある2台の丸いテーブルが予約席である.各自適当座る.私はたまたま奥のテーブルの片隅に座る.
 席に座ると,まずは,飲み物の注文が始まる.ご夫婦で参加されている2組の方々がワインの品定めに入る.下戸の私には何の話かサッパリ分からないが,どこどこの何とかワインはあるか,このワインとあのワインのどちらが良いか,1本のボトルをシェアーしましょうといった会話を楽しそうに交わしている.
 このやり取りを聞いていると,私が知らない楽しい世界があるんだなと再認識させられる.そして,楽しそうに会話を交わしている方々に,ちょっとしたジェラシーを感じてしまう.
 話題が逸れてしまうが…
 当ブログでも以前触れたことがあるが,私がサラリーマン時代に,上司から,
 「君,会社員なら近代五種をマスターしなければダメじゃないか…!」
と諭されたことがある.近代五種とは,①酒,②タバコ,③麻雀,④カラオケ,⑤ゴルフのことである.今でこそ,さすがにタバコは不必要だが,数十年前までは円満な人間関係を作るための有力な手段であった.ちなみに,私は,近代五種の全てがダメ.
 さらには,
 「酒が飲めない奴に,人生の機微は分からないよ…」
と見下されたものである.
 …私は,楽しそうにワインの話をしているのを聞きながら,昔,昔のほろ苦いサラリーマン時代を思いだしている.

 
<指定席は円テーブル2台>

■口に合う北京料理
 やがて,コース料理が始まる.
 コースが始まる前に,ツアーリーダーのHKさんから,今日のメニューの紹介がある.料理の名前に疎い私は,料理の名前を聞いている側から忘れてしまう.
 まあ,要するに全部の料理の写真を撮っておけば記録になるだろうということで,写したのが下の写真である.
 これで3夜にわたって,関東料理,杭州料理,北京料理と食べてきたが,どれもこれも実に美味しかった.その中でも,私の好みに一番合致していて,馴染みのある味がするのは,今晩の北京料理である.
 HKさんから料理の感想を聞かれる.私は,
 「…自分の好みでは,一番美味しかったのは北京料理,次いで関東料理です,」
と答える.すると,HKさんは,
 「北京料理が一番美味しいという方がとても多いです.FHさんと同じ好みの方が多いです.そんなこともあって,北京料理を一番最後の夜食にしました…」
という.
と言う.




<北京料理一式>

<香港最後の夜>

■ブラブラとホテルまで歩く
 19時05分,夕食会はお開きとなる.ここからは自由行動である.
 私は特段買いたいものもないし,見物して歩く気力もない.約半数の方々が真っ直ぐホテルへ戻るというので,私も同行することにする.
 お店から外へ出る.傘を差すほどではないが,霧雨が降っている.どうやらお天気には恵まれない旅で終わりそうである.
 ほぼ往路をたどってホテルへ向かう.
 時間はまだ宵のうちである.賑やかな街並みを抜けて,ホテルまでのそぞろ歩きを愉しむ.

■今日一日も無事だった
 19時28分,ホテルの自室に戻る.
 寝るには未だ早いし,もう一度風呂に入る気にもならない.軽く荷物を整理して,ベッドに入る.そして,眠くなるまでNHKテレビを見ることにする.
 丁度,連続ドラマ「真田丸」を放映している.私は,平素,連続ドラマなど殆ど見ないのlで,前後の脈略など分からないまま,何となく見てしまう.
 続いてニュースを見る.バックカントリースキーとやらで,雪崩に巻き込まれて遭難する事故があったとのこと,そのほかにフィンテックのことや,ツル1700羽が北帰行したなどの話題が興味をひく.
 20時頃,ようやく眠くなる.
 こうして今日一日も無事に過ごせた.
 今日は香港滞在最後の夜である.いよいよ明日の午後は帰国である.

<ラップタイム>

 7:54  ホテル近傍から専用車で出発
 8:35  セクション7始点近くで下車
 ===========================================
 8:44  セクション7始点歩き出し
 9:25  H074通過
10:10  H080通過
10:39  H083近傍でトイレ休憩(10:47まで)
10:52  急な登り坂
11:03  H084通過
11:08  セクション7終点・セクション8始点(自動車道路)
11:13  セクション8始点歩き出し
11:26  H085通過
11:33  龍脊案内標識(立ち休憩)
11:55  H087通過
11:59  打燗山山頂(12:01まで休憩)
12:24  龍脊案内標識(12:45まで昼食)
13:27  石澳郊野公園(13:34まで休憩)
13:46  展望台
13:58  大浪湾案内標識
14:28  セクション8終点
============================================
14:34  大浪湾砂浜
============================================
14:53  大浪湾発(専用車)
15:30  ホテル近傍着
15:38  ホテル自室に戻る

[ハイキング記録]

■水平歩行距離
   セクション7            7.5km
   セクション8            7.5km
        (合 計)            15.0km

■累積登攀高度           等高線不明瞭のため計測不能

■累積下降高度         〃     

■所要時間 (休憩時間込み)
 セクション7始点発          8:44
 セクション8終点着                    14:28
 (所要時間)                   5時間44分(5.73h)
 水平歩行速度             15.0km/5.73h=2.62km/h
                                   (第4日目終わり)
                                   (第5日目に続く)
次(第5日目)の記事
  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/92159f4c193fd37f0262016f2bcb2b9c

「香港トレイル50km」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/66e122691315c1628f0ac6b16c47b250
「香港トレイル50km」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0c78d4a15e2d1fb5ee7dd88c5d0bad50

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
 また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.

 


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