<ホテル屋上の透かし床から下を覗く>
香港トレイル50km大踏破;第3日目(5);杭州料理と夜景;第3日目の総括
(アルパインツアー社)
2016年1月28日(木)~2月1日(月)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d67f3d4c6d7da06ff915181b372779ed
第3日目;2016年1月30日(土)(つづき) 曇時々晴
<再び香港島へ>
■ロビー集合
私は,集合時間の10分前,17時20分にグランドフロアのロビーに降りる.もう大半の人が集まっている.
どこの国の人だろうか,丁度チェックアウトの時間と重なって,ロビーフロアーには荷物が沢山置かれている.
どこからともなく,不潔な感じのする異臭が漂っている.
集合時間の17時30分,ホテルを出発して,100メートルほど離れた所で駐車している専用車まで移動する.
■香港島にあるレストランへ
全員が専用車に乗車してから,すぐに専用車は出発する.ツアーリーダーのHKさんの説明によると,今日は香港島にあるナントカというレストランで,杭州料理を賞味する予定とのこと.
さすがに雑踏の香港である.道路は大渋滞.海底トンネルまで辿り着くのに随分と時間が掛かる.さらにトンネル内も渋滞している.
”トンネルに穴が開いたらアウトだな…”
と下らない想像をする.
海底トンネルを抜けてから,見覚えのある立体交差を通過する.そこから後の道順は全く分からないが,16時01分に繁華街の一角で専用車から降りる.
大変な人混みをかき分けながら,現地ガイドに先導されて,とあるレストランに入る.レストランの名前はハッキリ分からないが,多分「杭州酒店」というらしい.店の入口付近で,店の名刺ぐらいはあるだろうと思って探すが,見渡した限りではどうもなさそうである.
<専用車で移動> <遂に香港島へ逆戻り>
<香港島で杭州料理>
■壁に飾られた書
店内に入る,大きな店には違いないが,まあ,それほどビックリするほどの大きさではない.店内には沢山の客が詰めかけている.
私達は一番奥にある大きくて丸いテーブルに案内される.店員が何処からか足りない椅子を持ってきて,私達全員が座れるように椅子を配置する.
ツアーガイドのHKさんが,
「…適当に座って下さい…」
という.私は考えるのが面倒なので,一番近いところにある椅子に座る.
座って落ち着いてから,円テーブルの蕎麦の壁を見ると「菜杭品一」と横書きされた書が飾られている.
”はて…これどういう意味なんだろう…”
と私は頭を捻る.
数秒して,
”ああ,何だ! 右から読むんだ…”
と気が付く.
つまり,この額には「一品杭菜」と読むに違いない.
でも,これでも一体どういう意味か,やっぱり良く分からない.
昔,鎌倉の年寄り学校の講義を受けたときに,鎌倉にある九品寺(くほんじ)の講義に関連して,「品」には上品から下品まで,「品」には何段階かのランクがあるという説明を受けたことがある(詳しいことはとっくに忘れたが…).
帰国後,念のため「一品杭菜」をインターネットで調べたら,次のような説明文が出てきた.説明文は,全部難しい漢字でである.
”なんじゃ…これは!”
でも折角調べたんだから,コピペしておこう.どうやら何かのPRのようだが「99歳のナントカ先生が書いた,何じゃら,かんじゃら…」と書いてあるようだ.鎌倉の九品寺の「品」などとは無関係のようである.
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日前,中国杭帮菜博物馆获赠“一品杭菜”牌匾。杭帮菜掌门人、中华名厨胡忠英和中国烹饪大师董顺翔共同为“一品杭菜”揭牌。
“一品杭菜”由现任西泠印社第七任社长、国学泰斗饶宗颐先生99岁高龄时亲笔题写,并赠予香港杭州酒家吴国良先生,这是饶老在香港杭州酒家祝寿时,兴致高涨,特意留下的墨宝。为了转达国学大师饶宗颐先生对杭帮菜的赞美和敬意,吴国良特意从香港到杭州,邀请国家木雕一级工艺美术大师吴一平先生,将“一品杭菜”用香樟木雕刻制成金匾,并将其中一块金匾转赠予中国杭帮菜博物馆,以表达自己对杭帮菜的深情敬意。
(引用:http://www.hzslgroup.com/newsdot.php?id=730)
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私は,オーダーした食事が出てくるまでの間,暇潰しにテーブルや額のスケッチをしたが,肝心の額の写真を撮るのを忘れた.
■コース料理を愉しむ
料理が運ばれてくる前に,ツアーリーダーのHKさんから,棒読みのような調子で,コース料理の説明があるが,聞く側から頭に残らず消えていく.結局,どんな料理が出るのかは,具体的には分からずじまいである.
ここでも,アルコールなど飲み物は別料金.HKさんが各人から飲み物の注文を聞き回る.その様子を見ながら,
”ツアーリーダーの仕事って,大変だなあ…”
とつくづく思う.
コース料理の名前は全て忘れたが,以下の写真の通りである.
<コース料理>
■気になる書
19時10分,夕食を終える.
店を出るときに,通りがかりの壁に,何か由緒のありそうな書の額が飾られている.何となく気になるので,写真だけは撮っておく.
どうやら,先ほど紹介したコピペの文章に関連がありそうである.
<気になる額>
<ホテルへ戻る>
■渋滞の市内を専用車で
店を出てすぐに専用車に乗車する.すぐに発車.
大渋滞の香港島を抜けて,九龍側に抜けるトンネルに入る.トンネルも大渋滞である.万一,トンネル内で事故でもあったら…と考えると怖くなる.一刻も早くトンネルを通過してもらいたいと思う.
何時ものように,宿泊中のホテルから少し離れた所で専用車は停まる.
ここで解散.
何人かは,これからスーパーやお店を見て回るという.また私を含む数名はホテルに直行する.
■ホテル最上階からの展望
19時50分,ホテルに到着.
たまたま居合わせた数人の方から,
「ホテルの最上階へ行ってみませんか…」
と誘われる.
そういえば,HKさんが,このホテル最上階からの夜景が素晴らしいと言っていた.
「行きましょう,行きましょう…」
ということで,ホテルの最上階までエレベーターで一気に上る.
最上階で降りた途端に,
”うっ…! 寒い!”
最上階は室内かと思い込んでいたら,吹き曝しの大半が屋上である.
なるほどホテル最上階からの夜景はなかなかなものである.
目の前の大きなビルが少々邪魔だが,香港島側のネオンサインがとても良く見えている.どうやら屋上階は,下の階より少し突き出した構造になっているらしく,足許の透明な強化ガラスの下に,ニョキニョキと映えているビルが放射状に見えている(冒頭の写真)
<ホテル屋上からの夜景>
■一足先に自室へ
屋上の寒さに耐えかねた私は,21時頃,皆さんより一足先に自室に戻る.
早寝早起きの私は,もう眠い.それもその筈,今,日本時間では,もう22時を廻っている.
部屋の中は散らかっているが,整理は明朝することにして就寝.
こうして香港第3日目も無事終わった.
<第3日目のラップタイム>
7:58 専用車で出発
8:22 セクション4始点近くで下車
8:39 セクション4始点から歩き出す
9:32 広場で休憩
10:12 マラソン大会休憩所
11:01 標識048(起点から24.0キロメートル)
11:21 黄泥涌
11:26 黄泥涌水塘花園(11:38まで休憩)
11:39 マラソン大会休憩所
11:40 セクション4終点・セクション5起点(12:09まで昼食休憩)
12:35 標識054(起点から27.0キロメートル)
12:40 渣甸山展望台(12:44まで休憩)
13:43 畢拿山山頂
13:54 セクション5終点・セクション6始点(大風坳)(14:09まで休憩)
14:38 ダムに到着
15:26 セクション6終点
15:40 専用車に乗車・出発
16:18 ホテル近くに到着
[第3日目の行動記録]
■水平歩行距離
セクション4 7.5(km)
セクション5 4.0
セクション6 4.5
(合 計) 16.0(km)
■累積登攀下降高度
地図の等高線が不明瞭なので測定できず.
■所要時間 (休憩時間込み)
セクション4歩き出し 8:39
セクション6終点着 15:26
(所要時間) 6時間47分(6.78h)
水平歩行速度 16.0km/6.78h=2.36km/h
(第3日目終わり)
(第4日目に続く)
次(第4日目)の記事
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(執筆中)
「香港トレイル50km」の目次
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「香港トレイル50km」の索引
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