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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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香港トレイル50km大踏破;第1日目(2);香港へ;第1日目の総括

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  香港トレイル50km大踏破;第1日目(2);香港へ;第1日目の総括
           (アルパインツアー社)
      2016年1月28日(木)~2月1日(月)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9511a2ed1952b315f4d226545406e16a

第1日目;2016年1月28日(木) (つづき)晴

<キャセイ航空で香港へ>

■スナックと飲み物
 私たちが搭乗したキャセイ航空CX521便香港行飛行機は,17時09分に成田空港を離陸した.離陸して程なく,飛行機は水平飛行に入る.ざわついていた機内も何となく落ち着いた雰囲気になる.
 座席前のスクリーンを見ると,香港までの飛行距離は2958キロメートル.所要時間は5時間29分のようである.
 機内は寒い.窓越しに夕暮れの空が見えてる.
 機内のざわつきが落ち着いてきた頃,17時47分にスナックとドリンクサービスを受ける.日本語が話せるのか話せないのかハッキリしない男性とアシストする女性2人のアテンダントがスナックと飲み物を配っている.女性が無表情のまま,ポンとスナック菓子を2袋テーブルの上に置いて立ち去る.
 アルコールが苦手な私は,コーラを所望する.
 
<スナックはピーナッツ>                        <コーラ> 

■面白くない映画
 スナックを食べ終わると退屈になる.
 座席前のスクリーンを弄りながら,適当の選んだ映画を見始める.何だか荒唐無稽で下品な映画だなと思ってみていると,話題の映画「スタートレック」である.でも,私のようなロートルにはちっとも面白いと感じないので,チャンネルを切り替える.今度は「ハリーポッター」の映画である.これも荒唐無稽な内容で,私にはあまり面白いとは感じないが,まあ,最後まで見てしまう.
 こういう映画を面白いと思わないのは,多分,自分が年寄りになって,感受性が鈍くなっているからだろうと,勝手に判断する.
 飛行機は,九州南方海上を飛行している.日本列島も結構長いなという印象を受ける.


■夕食
 18時23分,夕食が配られる.キャビンアテンダントから,
 「ビーフか? ポークか?」
と聞かれたので, 
 「ポーク」
と答える.
 小さなトレーにサラダ,ポークとライス,パン,デザートのケーキ,水入りのペットボトルなどが並んでいる.
 パンも電子レンジで温めてあるので,柔らかくなっていて食べやすい.それほど豪華とは言えないメニューかもしれないが,私は美味しく頂戴する.
 夕食が終わってからに「ハリーポッター」を見続ける.

<機内食;夕食>

■只今,台湾東方沖を飛行中
 夕食が終わる.
 私は相変わらず映画「ハリーポッター」を見続ける.映画のストーリーよりも,映画の中に出てくる建物や骨董品のような調度品に興味が湧く.
 20時28分,「ハリーポッター」を見終わる.
 チャンネルを変えて,飛行機がどの辺りを飛んでいるかを確かめる.スクリーンには台湾東方沖を飛んでいる飛行機のマークが見えている.香港までは,後,1時間44分のフライトである.
 機内の照明が消されて,辺りが薄暗くなる.周囲を見渡すと居眠りをしている人が多い.轟々というエンジン音だけが連続的に聞こえている.
 20時53分,スクリーンを見ると,飛行機は台中上空を飛行中.
 私も所在ないまま,居眠りをし始める.

<20時54分,飛行機は台湾東方沖を飛行中>

■香港空港に到着
 21時55分,スクリーンには「目的地まで後29分…」という表示が出ている.
 機内の照明が明るくなる.同時に機内が何となくザワザワした雰囲気になる.
 「…当機は後数分で香港空港に到着…」
という内容のアナウンスが中国語,英語,日本語で流れる.
 21時58分,私は自分の時計を香港時間に合わせる.JSTと香港の時差は1時間.したがって,JSTの21時58分は香港時間で20時58分である.ここから先の時間の記述は,香港時間で表示する.
 21時21分(JSTで22時21分),飛行機は,無事,香港国際空港に着陸する.
 21時25分,搭乗口に到着.
 21時40分,ディセンバーグ.香港は雨.気温18℃.
 香港空港の建物は広くて立派.成田空港の建物は足許にも及ばないほど素晴らしい空港である.
 飛行機から降りて,少し先へ進んだところで,全員が落ち合う.
 ここから先はツアーリーダーのHKさんを先頭に,到着ロビーへ向かう.
 
<香港空港に到着>                         <到着ロビーへ>

<香港国際空港>

■電車に乗って到着ロビーへ
 広い通路を通って,21時50分,電車のプラットホームに到着する.
 21時52分,電車に乗車する.地下鉄である.改めて立派な空港だなと実感する.
 21時53分,到着ロビー駅に到着する.

<地下鉄に乗って到着ロビーへ>

■入国審査とバゲージクレイム
 入国審査の窓口は随分と混雑している.私が並んだ列にも20人ほどの待ち行列になっている.パスポートと香港E/Dカードとやらを持って,順番を待つ.
 22時03分,ようやく入国審査が終了する.
 にこりともしない係員,スローモーション…思わず日本の係員と比較してしまう.でも,”郷に行ったら郷に従え”である.愚痴は禁物である.
 続いてバゲージクレイム,こちらは割合スムースに荷物が手許に戻る.


※『香港公式ガイド』から転載

<香港国際空港から宿泊ホテルへ>

■ルート地図(空港→九龍)

←クリック拡大

■空港からは専用車
 バゲージクレイムを終えて,22時13分,出口から到着ロビーへ出る.出口では現地旅行社のJDさんが私たちを出迎える.JDさんは中年女性,香港人である.ちょっとたどたどしいが日本語が話せる.
 JDさんの先導で,専用車に向かう.
 22時22分,専用車に乗車する.運転手はTNさん.これから,このお二人にずっとお世話になる.
 専用車で名古屋から来られた2名の方と合流する.
 22時25分,私たちを乗せた専用車は,空港から発車する.

<専用車に乗車>

■ホテルに到着
 空港から九龍にあるホテルまでの所要時間は約1時間.
 真っ暗な中を,専用車は突っ走る.車窓から外を眺めるが,雨が降っている上に外は真っ暗.ほとんど何も見えない.それでも時々雨に煙るひょろ長い高層ビルの電灯が見え隠れする.
 アルパインツアー社から送られてきた地図を見ると,空港から九龍に向かう途中に香港ディズニーランドがあるようである.
 ”香港滞在を1日ずらして,香港ディスニーランドを見学するのも悪くないな…”
とフト思う.個人ツアーだったら,多分,そうしたかもしれないが,今回はツアー会社主催の旅である.それは一寸無理.もっとも現地でツアーから離脱すれば,それも可能だが…,やっぱり仕掛かりの雑務が沢山残っている私には1日とはいえ延長はかなりの難問だ.v.
 車内で,JDさんが日本円5000円単位で,香港ドルに交換してくれるとのこと.私はすでに成田で香港ドルを買ってしまった.JDさんの交換レートは17.0.ほんのわずかだが交換レートに差がある.ちょっと残念.
 つづいて,当面の飲料水として,ペットボトル500cc1本ずつ配付される.これは有り難い.つなみに,香港の水道水は,煮沸しなければ飲めないとのこと.
 専用車が九龍半島に入ると,辺りが俄然賑やかになる.専用車は,広い道路から狭い迷路のような道路に入る.一方通行のためか右へ左へと曲がりながら,23時09分,無事,今夜の宿泊ホテル「ホテル パノラマ バイ ロンバス(Hotel Panorama by Rhombus)」に到着する.
 狭い道路に隣接したホテルである.周囲は繁華街.もう夜中だが,まだ沢山の人が行き来している.道路は辺り一面ゴミだらけ.ごちゃごちゃした雰囲気である.


<ホテルに到着>

<ホテル パノラマ バイ ロンバス>

■ホテルの位置
 私たちはホテル パノラマ バイ ロンバスに参集日まで連泊する.ホテルのある場所は下の図に示したとおりである.

←クリック拡大

■明日の行動予定
 ホテルロビーで,私たちより先にこのホテルに到着していたYD夫妻も合流する.したがって,このホテルのロビーで始めて全員が顔合わせをすることになる.
 ツアーリーダーのHKさんから,
 「今日は,もう遅いので,お部屋の鍵を受け取ったら,すぐに部屋に入って下さい…お互いの自己紹介は明日にします…」
 とのこと.
 HKさんから明日の行動予定の説明を受ける.
 朝食は1階のレストランでバイキング方式.部屋のチップは10HK$が目安.
 モーニングコールは朝6時丁度.
 朝食は6時30分から.
 集合は8時00分,Gフロア.街中を歩いてフェリーで香港島に向かう.トラムで稜線まで登り,セクション1から3まで歩いて,専用車でホテルまで戻るとのこと.

■自室へ
 部屋の鍵カードを受け取った人から順次自室へ向かう.
 私の部屋は13階(英国流にグランドフロアがあるので実質14階)の1209号室である.
 エレベーターを使って上の階に上るときは,セキュリティ確保のために部屋の鍵カードをエレベーターの読取機に挿入しないと動かない仕組みになっている.
 13階の指定された部屋に入る.
 入口に扉を閉めた途端に真っ暗.どこに照明のスイッチがあるのか確かめないまま部屋の扉を閉めてしまったので,少々まごつく.
 手探りでスイッチをONにする.
 なかなか豪華な部屋である.ちょっと妙な具合に折れ曲がった部屋だが,広々としている.日本のビジネスホテルの部屋の3倍ぐらいに広さである.
 部屋にはダブルベッドが2基並んでいる.バス,トイレ,洗面台も中々立派.三角に飛び出した窓からは,周囲の高層ビルが見えている.
<部屋のレイアウト>

■取りあえずはシャワーだ
 今日はもう時間が遅いので,室内の写真を撮るのはヤメにして,とにかくバスタブにお湯を張ることにする.
 ところが,シャワーと蛇口の切り替えをどこでするのかが分からず,随分と戸惑ってしまう.
 それでも,何とか切り替え方法が分かったので,お湯をできるだけ高温にしてバスタブに注ぐ.残念ながら,熱いお湯は出ないようである.せいぜい41℃程度かな.でもこれは止むを得ない.
 荷物を整理しながら,バスタブにお湯が貯まるのを待つ.
 バスタブはもちろん洋式,寝転んで入る方式である.日本の風呂のように深々と首まで浸かることは容易ではない.何とも不格好な姿で肩まで無理矢理お湯に浸かる.日本式の風呂場のように洗い場がないのも不便だが仕方がない.

■資料類を整理する
 バスタブから出る.
 1人部屋の気安さから,ほぼ裸のままで室内を闊歩する.
 テレビをONにしてみる.NHKも受信できるようだが,今日の放送は終わっているようである.
 明日のハイキングの準備や,資料類の整理やら,朝食券のチェックやらをソソクサと済ませる. 

   ↑                                        ↑
    ルームキー                              朝食券(1日1枚)

■新聞を見ながら就寝
 やっと,落ち着く.
 24時頃,ようやくベッドに入る.眠くなるまで,成田を出発するときに機内で貰った日経新聞を読む.実は老眼鏡を機内に持ち込むのを忘れたので,機内では新聞の見出ししか読んでいなかった.ベッドに入って,興味深そうな記事を読んでいる内に,眠くなるどころかますます頭が冴えてくる.
 ”原油安か…!”
 私は,シェールオイルに熱心に取り組んでいる知人の顔を連想する.
 ”彼の意見を聞いてみたいな…”
とフト思う.
 気がつくと,もう,日本時間では,翌日の深夜1時を過ぎている.
 ”これは,まずい…寝なければダメだ…”
ということで,新聞をベッドの脇に置く.
 こうして香港の旅の初日は慌ただしく終わった.
 24時10分,漸く就寝する.

<1月28日の日経新聞>

<第1日目のラップタイム>

13:30  成田空港出発ロビー集合
14:30  ゲート73へ
16:26  ボーティング開始
16:49  出発
17:09  成田空港離陸
18:23  夕食
   ・・・ここから現地時間(-1時間)・・・
21:21  香港空港着陸
21:25  到着
21:40  ディセンバーグ
22:03  入国審査
22:25  専用車香港空港出発
23:09  ホテルパノラマバイロンバス着
24:10  就寝 

[第1日目の行動概要]

成田空港→香港空港(飛行機)

■水平移動距離      2858km

■所要時間
 成田空港発        17:09
 香港空港着        21:25(時差1時間)
 (所要時間)          5時間16分(5.27h)
 飛行速度        2858km/5.27h=561.3km/h

香港空港→九龍(専用車)

■水平移動距離      34km(概算)

■所要時間
 香港空港発        22:25
 ホテル着          23:09
  (所要時間)       44分(0.73h)
 移動速度         34km/0.73h=46.5km/h     
                                                                  (第1日目終わり)
                               (第2日目に続く)
次の記事(第2日目)
  ↓
(執筆中)

「香港トレイル50km」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/66e122691315c1628f0ac6b16c47b250
「香港トレイル50km」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0c78d4a15e2d1fb5ee7dd88c5d0bad50

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