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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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アシニボイン紀行;エピローグ(2);エピローグは新たな旅のプロローグ

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  アシニボイン紀行;エピローグ(2);エピローグは新たな旅のプロローグ
             (アルパインツアー)
        2015年9月21日(月)~29日(火)
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  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/bf0a9f12b39e7ef887a3b2f3b02b1174

<お誘い>

■中々成立しないツアー
 カナディアンロッキーの旅から帰って,1週間ほど経ったある日,ツアーリーダーのTMさんからの紹介ということで,アルパインツアー社のKYさんから,12月に開催される4000メートル級のピークハントの旅に参加しないかとのお誘いがある.私は随分と食指が動いたが,年末の押し迫った時期に,急にこのツアーを割り込ませるのはさすがに無理である.それに参加費の捻出もそう簡単にはいかない.残念ながら見送らざるを得なかった.
 次いで,昨年,オーストリアの旅でお世話になったアルパインツアー社のKMさんから,12月に開催される香港の山のツアーのお誘いを受ける.こちらは日程も短いし,参加費も何とか自力決められる(つまり同居人に相談せずに決められる)範囲だったので,二つ返事で,
 「行きます…行きます」
で,すぐさま参加費5万円をアルパインツアー社に振り込んだ.
 ところが残念.参加者な集まらないので,このツアーは催行中止になってしまった.
 私は参加費5万円を儲けたような損したような奇妙な気分になる.

■新たな旅
 アルパインツアー社から,参加費を返金するから銀行口座を教えて欲しいという連絡がある.年金生活者の私にとっては5万円は実に大金である.なけなしの資金繰りからやっと調達したお金である.返金して貰えばこんなに有り難いことはない.これで,年賀状の費用や,バスの定期券の費用に充てることができる,大変助かる.
 でも,私はここで考えた,
 ”いっそのこと,ここはもう返金はないものとして,なんとか年末を乗り切ろう…そうしないと,ぐうたらな私は,もう旅行などできなくなるぞ…”
 私は目を瞑って,この参加費を他の旅行の参加費に充当するように旅行社に伝える.もちろん旅行社は快諾.
 そして,私は2016年1月末から5日間の予定で開催される「香港トレイル50km大踏破」という旅に参加することに決めた.
 こちらのツアーは無事成立.参加者は10数名.アルパインツアー社の旅としては,参加者がやや多いツアーのようである.
 こうして,新しい年,2016年の最初の私のツアーは香港ということに決まった.

■まずは体力維持
 こうして,私は新年,2016年を無事に迎えることができた.
 昔流に数え年でいえば,今年,私はウン10+5才になった.ついつい自分ではもっと若いつもりでいるのに,改めて自分の年を認識してあまりの高齢なのに自分でも驚いている.
 この年になると,私のことを知らない旅行社に申し込んでも,年令を理由に即座に断られてしまう.その点,毎年必ず参加申込みをしているアルパインツアー社は,私の参加を快諾してくれる.これは実に有り難いことである.
 私は折角親から貰った身体なので,可能な限り長持ちするように使いたいなと思っている.そのためには,無理をせずに自然流で繰り返し,繰り返し丹沢塔ノ岳に登り続けるのが一番良いなと思っている.そんなことから,今年になってから毎週1回は必ず塔ノ岳に登る積もりである.
 私は塔ノ岳に登りながら,今度の香港の山旅はどんな旅になるんだろうと想像している.
  *香港の山ってどんなところだろう?
  *今度のツアーでどんな方と知り合いになれるんだろう?
 こんなことを考えながら,香港の旅の出発日を指折り数えながら待っている.   

<新たな旅のプロローグ>

2016年1月14日(木)  快晴

■新たな年の山旅
 私は,私なりに少々多忙な年末年始を過ごした.
 つい先日,元日を迎えたかと思ったら,もう今日は1月14日である.元旦から今日まで,既に塔ノ岳には2回登っている.それに鎌倉七福神歩きめぐりで2回,結構,忠実(まめ)に歩いて居ると自己評価している.
 でも,正直にいえば,香港の山旅50キロメートルを果たして無事に歩けるかどうか,不安がないといったら嘘になる.すでに”賽は投げられた”.同行の皆様に迷惑を掛けないように祈るばかりである.

■香港の旅が確定する
 夕方,分厚い封筒の宅配便が届く.
 封筒には,アルパインツアー社からの香港ツアーの書類一式が入っている.いよいよ香港の旅が現実味を帯びてきた.
 ちらりと中を見る.詳細な地形図が同封されている.
 以前,このブログで記述したが,1回の旅で3回楽しむのが私の流儀である.
 2~3日中に,同封されている地形図を頼りに,まずは歩行ルートを追ってみよう,ついで,なるべく詳細なプロフィールマップを作ってみよう.
 はたしてどんなところを歩くのだろうか.
 地形図と自作のプロフィールマップを見較べながら,どんな風景が展開するのか想像してみよう.
 
<旅行社から送られてきた資料の一部>

      *************************
 2015年10月1日から連載を始めたカナダアシニボインの旅の記録も,今回を以て,大団円を迎える.累積投稿回数は今回を含めて52回である.内容は先ず第一に自分の忘備録として,またボケ防止のためが第一目的で書き綴ってきた.それにも関わらす随分と沢山の方々に,お読みいただいた.この場を借りて厚く御礼申し上げる次第である.
 長い間,一連の記事を何時書き終えるのか胸の閊えとなっていたが,これで終わりとなると,やっぱり,なんとはなしに寂寥感がある.でも良かった!
 ひとつの旅のエピローグは,新たな旅のプロローグでもある.
 引き続き,香港の旅のプロローグに移りたいなと思っている.
      *************************
                                               (完)
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(なし)

「カナダアシニボインハイキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6e286e4ab2426961bf48a1d7a17ce46d
「カナダアシニボインハイキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/dae26e12affc9d89924fbd7f43fe2942

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
 なお,当ブログの記事で⑤不快に感じられましたら,次回からは当ブログへのアクセスはなさらないようにお願い致します.






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