<上野駅「特製お弁当」>
閑話休題;駅弁回顧録(15):昭和58年新潟駅「越後米こしひかり特選越後弁当」
2013年4月22日(月)
※駅弁回顧録のつづき
このところ何かと気忙で,前々から纏めたいなと思い続けてきた「駅弁回顧録」の方が,長い間お留守になってしまった.
今日(4月22日)やっと,諸事の整理が付いたので,昨年(2012年)9月以来途絶えていた駅弁回顧録を再開することにした.早く纏めないと中途半端なまま,永遠に旅立ってしまうかも知れないので少々気になっている(とはいえ中途半端で小丸人は誰も居ないが…).
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…で,復帰第一号には新潟駅の「特選越後弁当」の包み紙を紹介することにしたい.
この駅弁は昭和58年のもの,900円もしたので,当時としても,まあまあ,上の部に属する弁当だろう.
弁当の中身は包み紙に印刷されている通りである.
あの頃,私は某大手電機メーカーの社員だった.事務処理用小型コンピュータを代理店販売していたが,私はアプリケーション関連で末端部門の責任者であった.当時私はウン10才の働き盛りで,年の内,3分の1は全国各地,それにたまには海外へも出張,出張の連続…という生活をしていた.
そんな多忙な日々の中で,憂さ晴らしの一つに「駅弁を楽しむ」があった.前にも書いたかもsれないが,その内に,一時期,駅弁の包装紙を集めるのが趣味になってしまった(勿論,今はこんな趣味から卒業している).
さて,新潟・・・である.
新潟の支社におけるシステム支援体制の強化が喫緊の課題になっていたので,システム支援組織の立ち上げと人材確保のために,度々新潟を訪れていた.
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仕事を終えて,帰りの列車の中で,ゆっくり駅弁を楽しく.これが当時の私にとって最大の楽しみであり,疲労回復の妙薬でもあった.
毎度のことながら,包装紙を駅弁から丁寧に外して,それを大切に保管する.このときも包装紙をしまおうとして,フト裏を見ると,「佐渡・越後路ごあんない」というイラストが印刷されている.
このイラストを見ながら,
“一生のうちに一度で良いから佐渡へ行ってみたいな”
と思いながら駅弁を食べたことを,今でも鮮明に思い出す.
あれから幾星霜.私はヨボヨボジジイになってしまった・・・が,まだ佐渡へは行ったことがない.
このイラストを見ると,まだ上越新幹線は開通していないようである.
“はて? 上越新幹線は何時開業したんだったかな?”
ボケ始めた私には,ハッキリとは思い出せない.
でも,その頃,上野駅(東京駅だったかな?)から「新幹線リレー号」とやらに乗って,大宮駅まで行ってから,どこか行き(仙台行きだったかな)の新幹線に乗っていたことを思い出す.
(つづく)
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(編集中)
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閑話休題:駅弁回顧録(15):昭和58年新潟駅「越後米こしひかり特選越後弁当」
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